ビー玉大人買いの目的は

開栓したワインを少しでも長く保存する事です。
「百合烏賊!」と叫んで、ビー玉を大人買してしまいました。うまくいったら特許申請しようかなあ。
仕組みは簡単。
写真のように、減ったそばからビー玉を詰めていくのです。写真は、わかりやすいように、透明のボトルを使っていますが、実際には、オーストラリアの安い赤ワインで実験してみました。
約半分を料理に使い、残ったボトルに液体が口の縁まであふれそうになるまでビー玉を入れていきます。スクリューキャップならそのまま蓋をすればよいでしょう。コルク栓の場合には、ラップをかぶせて輪ゴムで留めるのがよいかと思われます。
二週間ほど冷蔵庫に放置してから、テイスティングしてみました。
少なくとも自分の舌には、ワインはクリーンなまま。酸化臭も感じられませんでした。
つまりは、大成功、ということです。
難点もあります。
1.大量のビー玉を清潔に保っておくのは大変。
2.ビー玉達をスムースにボトルに流し込む為の、先の細いシャベルのようなものが必要。
3.液面が上がってくると、ビー玉が落ちる度にぴちゃぴちゃとはねてしまい、ボトルやテーブルが汚れる。
4.とにかく重い。
5.ワインが4割以下になると、ビー玉を詰めても、液面は口まできてくれません。(写真下)

6.めんどくさい。
実験の結果、ビー玉は直径12.5mmの小さいものが良い事が判明。下の写真が、大量に買った直径17mmのビー玉の末路です。
