突然の来訪者
は、お隣に住むおばあちゃまでした。
お孫さん(多分)が音楽をやっているのだけれど、ちょっと聴いてみてアドバイスを頂けないか、と言うのです。
「うちの隣にな、偉い音楽家の先生(僕の事です)住んではるさかい、ちょっと聴いてもらったげるわ。」
「いいよ、ばあちゃん。自分らは自分らでやってくから。」
「まあそういわんと。ばあちゃんも心配なんや。聴いてもらって、ここはもっとこうした方がええとか、色々言ってもらったら為になるやろ。」
「そんなんええて。恥ずかしいことやめてや、ばあちゃん。」
「そうかて、もうお願いしてしもうたがな。はよCD送りや。」
とまあこんな会話がなされたのでしょう。そして今日の夕方そのCDとチラシなどが手元に届きました。3曲入りのシングルCDです。
うーん。
メロディも歌詞もなんとなーくだらだら続いている印象。耳を引く部分がない。
歌も凡庸。男性ボーカルの高音部分が気持ちよくない。コーラスアレンジもなんというか行き当たりばったりで流れを感じない。コーラスのバランスも良くない。楽器のバランスも悪い。キック出過ぎ。ベース張り切りすぎ、ちょっと浮いてるし。全体に縦線緩すぎ特にピアノ。ピアノの演奏が曲に合ってない。意味のないリズムのキメはやめましょう。ちゃんと出来てへんし。間奏も意味不明。メンバー間の役割分担も不明。本当に三人必要なのか。
等々、二回ほど聴いただけで色々と思うことはあるのですが、そんなことをおばあちゃんに言っても始まらないし、いや本人達に対してだって、よっぽどの事がない限り言う事はないでしょう。
それよりも、答えの見えない中、頑張って模索して、何か自分の表現を見つけようともがいている彼らを、どちらかというと応援したいと思ってしまいます。といっても、自分が出来ることって何もないんですが。
少なくとも、ここが良くない、ここもダメ、と欠点をあげつらねるような最低のマネだけはしたくないと思います。
近々おばあちゃまの所に行って感想なりなんなり述べなければなりません。困ったなあ。そもそも僕偉い音楽家の先生ちがうし。
お孫さん(多分)が音楽をやっているのだけれど、ちょっと聴いてみてアドバイスを頂けないか、と言うのです。
「うちの隣にな、偉い音楽家の先生(僕の事です)住んではるさかい、ちょっと聴いてもらったげるわ。」
「いいよ、ばあちゃん。自分らは自分らでやってくから。」
「まあそういわんと。ばあちゃんも心配なんや。聴いてもらって、ここはもっとこうした方がええとか、色々言ってもらったら為になるやろ。」
「そんなんええて。恥ずかしいことやめてや、ばあちゃん。」
「そうかて、もうお願いしてしもうたがな。はよCD送りや。」
とまあこんな会話がなされたのでしょう。そして今日の夕方そのCDとチラシなどが手元に届きました。3曲入りのシングルCDです。
うーん。
メロディも歌詞もなんとなーくだらだら続いている印象。耳を引く部分がない。
歌も凡庸。男性ボーカルの高音部分が気持ちよくない。コーラスアレンジもなんというか行き当たりばったりで流れを感じない。コーラスのバランスも良くない。楽器のバランスも悪い。キック出過ぎ。ベース張り切りすぎ、ちょっと浮いてるし。全体に縦線緩すぎ特にピアノ。ピアノの演奏が曲に合ってない。意味のないリズムのキメはやめましょう。ちゃんと出来てへんし。間奏も意味不明。メンバー間の役割分担も不明。本当に三人必要なのか。
等々、二回ほど聴いただけで色々と思うことはあるのですが、そんなことをおばあちゃんに言っても始まらないし、いや本人達に対してだって、よっぽどの事がない限り言う事はないでしょう。
それよりも、答えの見えない中、頑張って模索して、何か自分の表現を見つけようともがいている彼らを、どちらかというと応援したいと思ってしまいます。といっても、自分が出来ることって何もないんですが。
少なくとも、ここが良くない、ここもダメ、と欠点をあげつらねるような最低のマネだけはしたくないと思います。
近々おばあちゃまの所に行って感想なりなんなり述べなければなりません。困ったなあ。そもそも僕偉い音楽家の先生ちがうし。
コメント
まあ気長に
おばあちゃんの気持ちはわかるんですけどね。
お門違いというか何というか。
お門違いというか何というか。
Unknown
凄い来客でしたね
アドバイスとかも難しいですよね・・・

アドバイスとかも難しいですよね・・・

僕らだって五十歩百歩です
もし彼らより勝っている事があるとすれば、多少年を食って経験を重ねている分、身の丈を知っている事くらいでしょう。
自分の信じる道を諦めずに追求して欲しいものですね。
自分の信じる道を諦めずに追求して欲しいものですね。
若いひとの音楽を批評する
ぼくは音楽というのは理屈で語っても伝えきれないところが多いと思うのです
音楽志す若い人たちに、ここがいかん、ここをこうすればよい、と理屈で批評するよりも、むしろ理屈抜きに、実際の満月倶楽部さんの音楽を聞かせてあげるほうが、何をすべきかよほど雄弁に語りかけられると思うのです
音楽志す若い人たちに、ここがいかん、ここをこうすればよい、と理屈で批評するよりも、むしろ理屈抜きに、実際の満月倶楽部さんの音楽を聞かせてあげるほうが、何をすべきかよほど雄弁に語りかけられると思うのです