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ジョンの命日に


既にあれから26年。
当時の自分は、大学に入って興味が音楽からお芝居に移っていた頃。そのニュースは衝撃ではあったけれど、それより次の公演の準備の方が大事、そんな時期だった。
もともとPaul派だった自分が、Johnが死んでから10年もあとに、遅ればせながらImagineの歌詞をかみしめて、それからようやくなんだかJohnをわかった気になって、今、人に一番好きな曲は何かと聞かれたら「Imagine」と答える自分がいて、そして二ヶ月前、New Yorkに行った。

メインの目的はミュージカル。四月にLondonのWest Endに行ってミュージカルを何本か見て感銘を受けたのが理由だ。
なにかCentral ParkにJohnを偲ぶ場所があるらしいことはぼんやり見聞きして知っていたが、それがどこなのか、そしてそれが彼が殺されたDacota Houseのすぐ横にあることなどは、恥ずかしながら全く知らなかった。

Central Parkの南西の端、Colombus Circleからしばらく歩いたところにその広場はあった。
Imagineと中央に書かれた円形の石畳を囲むStrawberry Fieldsは人でごった返しており、Johnのフリークらしいおっさんが生ギター片手にJohnの曲を片っ端から歌いまくっていて、それに唱和する人も少し。
そしてその円形の石畳にはたくさんの花束。
今でも彼を、彼の歌を、彼の言葉を忘れずにいる人たちがこんなにいるんだ、ここはそういう場所なんだ、って突然気づいて、突然涙が止まらなくなった。

Dakota Houseの周りをぐるりとまわって、その場を離れようと思っていたのだが、もう一度広場に行っておきたくなった。改めて景色を胸に焼き付けておこうと思った。
広場に戻ると、一枚の写真が飾ってあった。初期のBeatlesの頃のPaulが、メンバーや他の人たちにもみくちゃにされてる中で誰かと電話で話をしている写真だ。そこには、Paulが話している体でキャプションがつけられていた。"Happy birthday, John" あとは忘れた。そうか今日はJohnの誕生日だったのだ。なんという偶然。そんなめぐり合わせに陶然としていると、ツアー観光客らしき集団が大勢でやってきて、なんだか汚された様な気がしてその場所を去った。

この日は多分一年で二番目に大切な日だったんだ。だからいつもより人も花束も多かったんだと思う。一度、普通の日に来てみたい。普通の日にくれば、静かにJohnを偲ぶことが出来るかもしれない。


そして今日が一年で一番大切な日。Strauberry Fieldsには、あの日、10月9日以上に多くの人々が集まり、多くの花束が置かれているんだろう。そんなことを想像しながらジョンを偲ぶことにします。

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