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NHKスペシャル。「家族が最後を決めるとき」

脳死移植と言えば兄を思い出す。この番組のダイゴくん9歳、かたや脳死になった時兄は50歳。状況は全然違う。

兄が脳死状態になったのが11年位前。
本人の同意がなくても、家族の同意で臓器移植が出来るっていう法律ができて間もなくて、このまま脳死移植と言うことになれば、日本で4例目か5例目くらいで、もしかしたらニュースになるかも、くらいの頃だった。
そもそも自分は父が何で死んだのかも、兄がなんで脳死状態になったのかもよく知らない。医学音痴。
医学音痴というだけでなく、両親は、自分に余計な負担をかけさせまいと思ったんだと思うけど、親の仕事の事も健康の事も、ほとんど知らさずに過ごしてきた。
それはそれで安楽で有り難かったのかも、とは思うけれど、今思うと、知っておきたかったと思わないでもない。
でもそれはいいや。

新しい法律が出来たすぐあとに兄がそんな状態になって、親族が呼ばれる。親族は俺と母だけだ。でも、もう一人、内縁の妻的な人がいて、その人と三人で医者の話を聞いた。
自分も母も、誰かの役に立つのならどうぞ、っていう感覚。
個人的には、ひとさまに迷惑をかけ続けた人生、最後くらいひとさまのお役に立てれば、それは素晴らしい事なんではないか、と思った。多少は償えよ、くらいな感覚。
でもその内縁の妻的な人が、というのも同居はしてなかったみたいなんで。実際よく知らないねん。
ともかく、その人がなんか反対して、母としては彼女の思いを汲みたい、ってことで結局臓器はだれのお役にもたてずに終わりました。

9歳の子供の話とは全然違うよな。
自分には、なんか湿った要素はゼロでした。ま、色々あるわな。

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