驚愕のバンド練習

2015.04.11.Sat.10:50
阪急神崎川駅から線路に沿って徒歩数分のところにある古いビル。
ガレージ用のスロープをえっちらおっちら登ってビルの裏に抜け、非常階段のような鉄階段をさらに登った所にある鉄の扉。開けると、強烈なタバコ臭。そして、所狭しと積み上げられた機材の向こうに天本英世みたいな方が鎮座ましましておられます。
どうやらそこはバンド練習用スタジオ。こんな所にリハーサルスタジオがあるなんて。


一方。

酒で生死の境を彷徨ったHさん還暦過ぎ。どうにかお酒を断つのには成功したのだけれど、それをもっと確かなものにしよう、ヴォーカリストとしてステージに立たせて、生きる喜びを味わわせてあげよう、と3人の後輩達が立ち上がり結成された、舞台の道具さん達四人からなる愛情あふるるバンド。

なんと心温まる、なんと涙をさそうお話でしょう。殺伐とした現代において、これはもう奇跡です。

そんなバンドの月に1回のリハーサルが、この隠れスタジオで行なわれています。


でまあ、そんな男気に共感して、去年の後半から参加させてもらっているのですが、のっけから驚愕の事実と直面する事になりました。

何とリハーサル後の飲み無し!

もっかい言います。

飲まずにみんな三々五々。

一汗かいて、午後5時過ぎなんて最高の時間に解放されて、そんでも飲み無し!
えええ!?そんなバンドマンあるんかーい!
「え、飲みにいかないの?」
「軽く、も無し?」
かなり頑張ったけど、返ってくるのは冷たい返事ばかり。
Hさんは飲めないにしても、ええ年した男が4人、飲まずに帰るってそんなんあるの?

今までの数回は、仕方なく梅田で一人飲みをしてました。


ところが今回は様子が違います。神崎川の駅前で、「軽く行きましょか」となります。
一体何が起きたんだ、ってそんなん最初から分かってたし。先月から、女性ヴォーカルさんが参加してたのでした。先月は僕は忙しかったので休んでたんだけど、先月も飲み行ったみたい。
なんで梅田に出ないのかなと思ったら、彼女は神戸方面だったのね。

ああそうかい、俺とでは飲めねえ、って事かい!

わかりやすー。ほんまにびっくりするわ。

え?俺が嫌われてるだけやろ、って?うーん。そうかもしれんけど、だったらバンドにも誘わないやろし、嫌われてはいないと思う。
ただ、俺ごときと飲むのにお金も時間も使いたくはない、というのは確定だな。ほぼそれを面と向かって言われたに近い仕打ちです。
まあいいや。こんな機会にかこつけて、自分もピアノの練習するし。
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