11年ぶりの生ポール

2013.11.12.Tue.02:17
ポール御大、齢71歳。

11年前と同じ、京セラドーム(当時は確か大阪ドーム)。


席はアリーナの端っこ。自分の声がポールに届くことは到底叶わない席ですが、それでも、声をあげてしまいました。
「オオサカよかったな」
ってポールに思って欲しかったなどというのは、おこがましいのかもしれません。


セットリストは、正直、11年前とそれほど変わらず。Lovely Rita、とかBeing for the benefit of Mr.Kiteあたりが新鮮な感じがしましたが、まあそんな程度です。
11年前に比べると、曲と曲の間も長めだったし、声もちょっと衰えを感じてしまいました。


けれども、そんな事はもしかするとどうでも良い事なのかもしれません。


自分にとって、ビートルズは、その中でもポールは特別な存在です。兄の影響で聴き始めたのが小学校四年生の頃。
小五から中一くらいまでの三年間くらいは、本当に、ビートルズと解散後のメンバーの音楽しか聴きませんでした。毎日毎日、ビートルズばっかり三年間です。他の音楽に全く見向きもせず。

それからしばらくビートルズから離れてしまった事も手伝って、今でも、ビートルズの曲を聴くと、幼かった当時の気分がなんとなく蘇ってきます。
何か不安定な、けれども多感な10代はじめの頃に引き戻される感覚があります。



ビートルズ解散後、ジョンもジョージも、それぞれソロで活躍していました。ジョンには、「Imagine」「Mother」といった超名曲がありましたし、ジョージも、ビートルズ時代には二人の影に隠れて伸ばせなかった羽を存分に伸ばし始め、バングラデシュコンサートを経て、その後発表した「Living in the Material World」はこれまた超名盤でした。

けれども、英語のわからない子供だった自分は、ポールが紡ぎ出すメロディに惹かれていきました。Wingsで言うと、「Band on the Run」がリアルタイムでした。

Let It Beとか、The Long and Winding Road、Yesterday、あるいは、My Loveなどに代表される圧倒的なバラード達もすごすぎるんですが、そういう曲が作れる事に加えて、拍子や調性といった音楽の決まり事を軽やかにまたいでいる所がポールの本当の凄さなのかな、と今回再認識しました。それでいてキャッチー。まるで語るようにメロディを紡ぎ出す才能はもうこれはなんと言ったらよいのか。
自分なら、どっかに作為的な所が残ってしまう気がします。

解散後ソロの二枚目、Ramが自分には思い出深い1枚です。
Back Seat of my Carやってほしかったな。
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