Cirque du Soleil
「Dralion」感想続きです。
ところで昨日は皆既月食だったようですね。大阪からも一応見る事ができました。月食のあとの満月も見事でした。
感動はいつも意外なところからやってくるようです。
そんな完璧な展開を見せていた「Dralion」でしたが、終盤にさしかかったところ、ワッカくぐりで初めて目に見えるミスがでました。Hoop Divingというのでしょうか、直径数十センチほどのワッカを二段三段と積み重ねて、そこを色んな技を決めながらダイブする芸です。ワッカに触れてしまうと、ちょうど、棒高跳びや走り高飛びのバーの様に、積み重ねたワッカが崩れてしまいます。
崩れてしまったワッカを組み立て直すのもパフォーマーたちの仕事。その時用に決められた振り付けをこなしながら手際よく組み立て直します。
もしかすると、この技は難度が高いのかもしれません。更に言えば、高難度の割には、失敗した時の危険も少ないので、少し無理な技に挑戦する傾向があって、それで失敗する確率が高いのかもしれません。
ともかく、二回ほど失敗して、最後の大技でもう一回失敗すると、さすがにちょっとやばいな、という気が見てる側に漂ってきます。次失敗しても、晩ご飯抜きにはならないのかもしれないけれど、ショー全体の価値を損ないかねないところまで来てしまっている気がしました。
そこで、最後の大技二回目を繰り出す前の彼は、なんと客席に手拍子を要求しはじめました。
このプレッシャーをエネルギーに替えようというのです。なんと大胆不敵な。その行為に背筋がぞくぞくしました。もちろん、実績に裏打ちされた自信からのものではあるのでしょうが、自分ならきっとそこでつぶれています。どちらかというと逆境に弱い男です、わたし。
そして観衆の手拍子を背に、見事に最後の大技を決めた中国人の彼。感服です。
その他、ネタばれになるので詳しくは書きませんが、クラウン達には見事にやられてしまいました。(S)
ところで昨日は皆既月食だったようですね。大阪からも一応見る事ができました。月食のあとの満月も見事でした。
感動はいつも意外なところからやってくるようです。
そんな完璧な展開を見せていた「Dralion」でしたが、終盤にさしかかったところ、ワッカくぐりで初めて目に見えるミスがでました。Hoop Divingというのでしょうか、直径数十センチほどのワッカを二段三段と積み重ねて、そこを色んな技を決めながらダイブする芸です。ワッカに触れてしまうと、ちょうど、棒高跳びや走り高飛びのバーの様に、積み重ねたワッカが崩れてしまいます。
崩れてしまったワッカを組み立て直すのもパフォーマーたちの仕事。その時用に決められた振り付けをこなしながら手際よく組み立て直します。
もしかすると、この技は難度が高いのかもしれません。更に言えば、高難度の割には、失敗した時の危険も少ないので、少し無理な技に挑戦する傾向があって、それで失敗する確率が高いのかもしれません。
ともかく、二回ほど失敗して、最後の大技でもう一回失敗すると、さすがにちょっとやばいな、という気が見てる側に漂ってきます。次失敗しても、晩ご飯抜きにはならないのかもしれないけれど、ショー全体の価値を損ないかねないところまで来てしまっている気がしました。
そこで、最後の大技二回目を繰り出す前の彼は、なんと客席に手拍子を要求しはじめました。
このプレッシャーをエネルギーに替えようというのです。なんと大胆不敵な。その行為に背筋がぞくぞくしました。もちろん、実績に裏打ちされた自信からのものではあるのでしょうが、自分ならきっとそこでつぶれています。どちらかというと逆境に弱い男です、わたし。
そして観衆の手拍子を背に、見事に最後の大技を決めた中国人の彼。感服です。
その他、ネタばれになるので詳しくは書きませんが、クラウン達には見事にやられてしまいました。(S)