Pay Forwardではないけれど

2013.04.13.Sat.00:51
昨日は三田屋さんで演奏でした。
二日連続の演奏は、老体にはちょっと厳しいものでしたが、どうにか終わらせて喜志駅へ歩きます。お店から喜志の駅までは10分弱、この季節ですとそんなに大変でもありません。さっさと大阪に戻ろうと思っていたのですが、財布を拾ってしまいます。結構大きくゴージャスな財布です。

近所に交番はありません。このまま持って帰って明日どうにかしようか、とも思ったのですが、持ち主からすると、一刻も早く無事を知りたいところでしょう。お金よりも、免許証、保険証、そして各種カード。再発行の手続きを考えただけで思いやられます。

思えば僕も同じ経験をしていたのでした。
ここで、一刻も早く持ち主の元へ財布を届ける事が、非力ながらも善意の輪を広げることが、自分に出来る数少ない社会への貢献です。


健康保険証から住所が判明。どうやら喜志駅近辺のようです。
電話番号はわからずでしたが、どうにか、住居をつきとめました。けれどもどうやら部屋にはいない模様。きっと出かける途中やったんやな。

少し考えたあげく、無理矢理郵便受けに財布をねじ込んできました。


この財布の持ち主の、平成三年生まれの彼女が、この経験を前向きにとらえて、同じ事を他の人にもしてあげてくれたらいいな、と思います。


「Pay Forward」という映画がありました。
夜道で車が動かなくなった主人公に、たまたま通りがかった高級車に乗っていた人が、
「この車を使ってくれ」
というところから始まった物語。これは一体どういうことだ、と主人公が色々調べ始めると、その出発点に、ある子供の発想があった事に行き当たります。それが「pay forward」という考え方です。
自分が人にしてもらった好意を、ちょっとだけ大きくして別の人に返していこう。そうすればこの世の中はずっと素敵な物になる。

確かそんな話。


すごく共感します。
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