バンタムクラスステージ(あってる?)

2012.04.16.Mon.01:30
「洗礼者の接吻」観て参りました。
おでんの早川丈二が出ているからです。

ハードボイルドでした。笑いは一切ありません。カーテンコールの挨拶で渋谷天外さんが喋るまで、一切の笑いは排除されています。
心意気やよしです。
きょうび、わけもわからず笑いに走る劇団が多い中、ギャグには一切頼らないぞ、というその姿勢は見上げるべきものがあります。


ただ、全体に力不足を感じてしまいました。
まず、本。
そもそも何をどうしたいのかが、僕にはよく分かりませんでした。そして、この映画のシナリオ的な脚本をうまく舞台に載せられていたようには思えませんでした。ちょっと無理からの「演劇的」解決が、この脚本には適していないのではないか、と思ってしまいました。
役者も、このハードな世界を描くには、ちょっと足らん感じがしました。形から入るだけでは無理なんやろな、と思わざるを得ませんでした。


いつも、芝居を見に行って困るのがここです。
誰も彼もが、知り合いの劇団に対して肯定的なコメントしかしません。やむを得ない面はあります。みんな友だちやからね。客演で呼んで欲しいし、へんにとんがって嫌がられたりしたいわけないし。
俺かて、知り合いが出てるわけやし。

そうは言っても、まだしがらみの少ない自分は、少しは言ってもいいかな、と思って、多少ネガティブな事を書いてしまいましたが、これが最後の審判ではありません。
人も劇団も成長します。彼らがこれからどんどん良くなっていくことを期待してるという事だとご理解下さい。

基本的に、これから、僕がなんかネガティブな事を書いたときは、良くなってくれる事を期待していると思ってくださいませ。誰に対しても、どんな集団に対しても、可能性を感じていたいと思っておりますので。
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