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未だ興奮冷めやらぬ中

ミュージカルのカラオケ聴いております。本当はみんなが歌ったやつを聴きたいのですが、DVD完成を待たねばなりません。



客席で観ていて、大体4回位泣きます。
まず、一幕終わりの「おひさまいっこあれば」。間奏終わりで、「土をー掘れば−」とほとんど全員の出演者で歌うところ。

それから「祈り」のサビ。



「祈り」は、こんなきれいなシーンです。ヘレンの歌も、レックの歌も素晴らしい。特にレックは、若いのに、ちゃんとハートでお芝居をします。感心してしまいます。

「雪ん子のカノン」は、母との別れのシーンです。「雪ん子の子守歌」を4拍子にして、ちょっと違う解釈を加えたものです。台本みて、こんな感じかなあ、とちゃちゃっと作った曲なのですが、優しい母を演じるつづみさんにぴったり。
中央で踊る二人も良い。こういうシーン作りは、とりっくすたあさんの得意とするところのようです。
別れの時が来て、鐘が鳴り響くと、もうダメです。母が去って、前向きに歩かなきゃ、という所で曲調が変わるのも、バッチリ過ぎ。ここのコード進行は、「ヘレンをさがせ」つまり、不思議な世界に入ってしまうシーンのもの。今度は道を逆にたどるわけです。
そして、最後、メジャーになるのだけれど、少し奇妙さが残るピアノ。メロディは、「へれんー」という場所。
気がつくと元の街に。なんと美しく収まったのでしょう。もちろん、僕の曲に合わせてシーンを作ってくれたからこそなんですが、これだけハマると気持ち良いです。

そしてフィナーレ「おひさまと、りんごの種と」。間奏に入ってダンサー達が踊り始める所から最後まで。フィナーレの振付が初めから終わりまで素晴らし過ぎます。楽しすぎます。



ぐっと来るところは数え上げればキリがありません。
「Viva飛び込み大会」の間奏。モグラの子供達が、我慢できなくなって中央奥から踊り出す所。子供達がかっこええねん、ほんま。めぐみ先生の振付は本当にステキです。音楽の意味を、歌詞の意味を、登場人物それぞれの特徴をちゃんと捕まえて良さを引き出して、見応えのあるシーンを作るその手腕は素晴らしいと思います。
「祝いましょう」も好きやなあ。
「ヘレンをさがせ」のサビも良い。「ヘレンの旅立ち」で、ヘレンが「この島におゆき」と言われるあたりは、デモ作りながらわくわくぞくぞくしてました。
オープニングの「商店街は忙しい」も、幕開けにふさわしいわくわく感があります。
「夜明けとともに」も良いなあ。

など自画自賛の嵐をお許しください。

これは言うまでも無い事ですが、役者一人一人が、自分のやるべき事をしっかりつかんで、舞台で生き生きとしていた、その事が多分一番大切な事で、全ては、そうであったからこその感動である、と言うことを付け加えておく必要があります。
ほとんど素人に近い人達が数多くいるこの座組で、そこまで持って行った演出の二人にも脱帽です。

正直、初めの頃は、そんなん無謀ちゃうん?と思って観ていた所がありました。良い意味で裏切られて、最高に気持ちが良いです。


もちろん、逆に、もう少しこうすればよかったなあ、という場所も山ほどありますが、それは次回への課題、ということにしておきます。


さて、そろそろ気分を切り替えて、今日は三田屋さんで演奏です。もう少し練習してから寝よっと。

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