fc2ブログ

ブルゴーニュの赤ワインの作り方

昨日は朝からワイン教室でした。
前回休んでしまいまして、白ワインの作り方については学びそこねました。

ブルゴーニュの赤ワインの作り方。

基本的には、100%除梗。しかし、それもここ数十年の事。除梗機が発明される以前には、ほぼ全てのワイナリーは全房発酵していたようです。いまだにその古いやり方にこだわっているのは、DRC、ルロワ、デュジャックなどの名門いくつか。

そして、ブルゴーニュを特徴付ける二つの手法があります。

一つはMC。マセラシオンカルボニック。ボジョレーヌーボーなどは、この製法で作られます。
ブドウの粒を空気と遮断する事により、細胞内発酵というのがおこります。それにより、貝っぽい旨味、ポリフェノールなどが出ます。酢酸菌の活動が活発になると、イチゴキャンディのような、MC独特の風味が出ます。最近はその風味が出ないように気をつけているそうです。

もう一つは、低温浸漬。
アルコール発酵するには、15℃くらいの温度が必要です。そうしないと酵母が活動を始めないのです。
それを利用して、数日から時に数週間、ブドウの入ったタンクを10℃以下くらいの温度に保ちます。そうすることによって、種や果梗からのタンニンの抽出を抑え、まろやかなタンニンのワインが出来上がるそうです。
30年位前ですか、その手法を確立した二人、アンリジャイエと、ギ・アカ。方やブルゴーニュの神様と呼ばれ、方や今や行方知れずです。二人の差は、亜硫酸の使い方にあったもよう。
とにかくジャイエのワインというのは、いつまで経ってもピュアなフルーツ感がしっかり残っているという、奇跡のようなワインだそうです。


はい、それでテイスティング。違いがほとんどわかりません。
とくに白三つ。どれがどれやら全くわかりませんでした。赤二つは、ピノとガメの違いだけどうにかわかりました。

相変わらず最低の劣等生ですが、もう落ち込まない事に決めました。

そんな最低最悪の味覚しか持っていない自分にだって、良い所の一つ二つあるさ。


さ、仕事しよっと。

コメント

非公開コメント

買ってね
2012までのストレッチマン音楽集です。未発表曲もあるでよ。
The Backstreet Shinings
スクエアの劇団内バンド「ザ・バックストリートシャイニングス」のデビューCDです。

満月倶楽部
ハープとアコーディオンのデュオ、「満月倶楽部」もよろしく。レパートリーは60曲に達しました。
満月120
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
検索フォーム
スポンサーサイト
プロフィール

佐藤心

Author:佐藤心
「ストレッチマン」などの音楽を作っている、佐藤心のブログです。
舞台の音楽もやってます。

リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
カテゴリ
RSSリンクの表示
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
音楽
4327位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
437位
アクセスランキングを見る>>
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

ブログランキング

FC2Blog Ranking

FC2カウンターです