ままごと「あゆみ」
ツイッターなどで評判になっていたので、観て来ました。
知り合いが全く出ていない小劇場の芝居を観るのは実に久しぶりです。思えば、10年前のスクエアはそうだったわけですが。
ままごと、と言う劇団は不勉強にして全くしらんかったのですが、主催の作家さんは、今年の岸田戯曲賞作家だそうです。岸田戯曲賞というのは、演劇界の芥川賞のような、かなり権威のある賞です。
あゆみ、という女の子が、生まれてから、色々な経験をして、大人になっていく様子を描いた作品です。
「あのときああすればよかった」みたいな事が人生にはたくさんあるけれど、そういう事も何もかも、ポジティブに引きうけて生きていきましょう、みたいなお芝居です。
女優八人が、入れ替わり立ち替わりいろんな役柄を演じます。全ての役者が出突っ張り。衣装は白を基調とした抽象的なもの。役者の履いている赤いシューズが時に本になり、時に練り消しになります。これが小道具の全て。舞台は平舞台。照明でいろいろな場面を作ります。音響効果は全くなし。
なんとストイックな、なんと演劇的な舞台でしょう。樽を使わずに、NMLFで仕上げたRMのシャンパーニュのようです。
もちろん、それぞれのシーンは、結構しっかり作り込まれています。
それなりに面白かったのですが、汚れちまった自分には、少し気恥ずかしい舞台でもありました。
知り合いが全く出ていない小劇場の芝居を観るのは実に久しぶりです。思えば、10年前のスクエアはそうだったわけですが。
ままごと、と言う劇団は不勉強にして全くしらんかったのですが、主催の作家さんは、今年の岸田戯曲賞作家だそうです。岸田戯曲賞というのは、演劇界の芥川賞のような、かなり権威のある賞です。
あゆみ、という女の子が、生まれてから、色々な経験をして、大人になっていく様子を描いた作品です。
「あのときああすればよかった」みたいな事が人生にはたくさんあるけれど、そういう事も何もかも、ポジティブに引きうけて生きていきましょう、みたいなお芝居です。
女優八人が、入れ替わり立ち替わりいろんな役柄を演じます。全ての役者が出突っ張り。衣装は白を基調とした抽象的なもの。役者の履いている赤いシューズが時に本になり、時に練り消しになります。これが小道具の全て。舞台は平舞台。照明でいろいろな場面を作ります。音響効果は全くなし。
なんとストイックな、なんと演劇的な舞台でしょう。樽を使わずに、NMLFで仕上げたRMのシャンパーニュのようです。
もちろん、それぞれのシーンは、結構しっかり作り込まれています。
それなりに面白かったのですが、汚れちまった自分には、少し気恥ずかしい舞台でもありました。