Blood Diamond
生モノも良いですが、生じゃないモノも良いです。
新カテゴリ誕生の瞬間であります。
4日連続の演奏の余韻もさめやらぬ中、布施ラインシネマで、映画を観てきました。「Blood Diamond」です。
アフリカ生まれの白人のダイヤ密売人と、家族と引き離されダイヤ採掘の強制労働をさせられている黒人の話です。序盤、残虐なシーンがいくつかあって、そういうのが非常に苦手な自分は見に来た事を後悔すらしたのですが、物語が進むにつれ、色んな背景なども明らかになり、次第に引き込まれて行きました。
白人の傀儡の政府、それに反対する革命統一戦線、そのいずれもが、無意味な虐殺を繰り返し、大量の犠牲者や難民を生み出す一方、ダイヤモンド売買で大金を手にする西側の資本家たち、そういう構図が徐々に見えてきます。
最後の方がやや蛇足な感もありましたが、いろいろと考えさせられる映画でした。
そんなアフリカの現実がある一方、地球の裏側では、僕たちはある意味彼らの屍の上に成り立っている冨を享受しているわけです。映画の中に、象徴的な表現が出てきました「T.I.A.」This is Africa.です。諦観を持って語られるこの3文字を「T.I.E.」This is the Earth.と言い換えたくなります。
多くの人に観てもらいたい映画です。
新カテゴリ誕生の瞬間であります。
4日連続の演奏の余韻もさめやらぬ中、布施ラインシネマで、映画を観てきました。「Blood Diamond」です。
アフリカ生まれの白人のダイヤ密売人と、家族と引き離されダイヤ採掘の強制労働をさせられている黒人の話です。序盤、残虐なシーンがいくつかあって、そういうのが非常に苦手な自分は見に来た事を後悔すらしたのですが、物語が進むにつれ、色んな背景なども明らかになり、次第に引き込まれて行きました。
白人の傀儡の政府、それに反対する革命統一戦線、そのいずれもが、無意味な虐殺を繰り返し、大量の犠牲者や難民を生み出す一方、ダイヤモンド売買で大金を手にする西側の資本家たち、そういう構図が徐々に見えてきます。
最後の方がやや蛇足な感もありましたが、いろいろと考えさせられる映画でした。
そんなアフリカの現実がある一方、地球の裏側では、僕たちはある意味彼らの屍の上に成り立っている冨を享受しているわけです。映画の中に、象徴的な表現が出てきました「T.I.A.」This is Africa.です。諦観を持って語られるこの3文字を「T.I.E.」This is the Earth.と言い換えたくなります。
多くの人に観てもらいたい映画です。