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アウトロ?中トロ!

バンドで音楽をやっていると、いろいろな「専門用語」に出くわします。
今回は話を広げ過ぎない為に、曲の進行に関する言葉にしぼってお話をします。
クラシックですと、もちろん、第一主題とか、トリオとか、コーダとかそういう言葉も使いますが、どちらかというと、「xx小節目」という様な言い方をする方が多い気がします。

バンドマンは数字が苦手な連中が多いので、何小節目、なんて言い方はしません。
時として、どれが一小節なのか解らないこともあります。

曲の構成を表す言葉としては、イントロ、Aメロ、Bメロ、サビ、1コーラス目、2コーラス目、展開部、エンディング等々、といった具合でしょうか。


さて。
今回AMHフェスに向けて、オンラインで構成のすり合わせ作業をしているときに出てきた言葉が、「アウトロ」。
そういえば、取引先のディレクターの口からもこの言葉を聞いた事があります。

意味はわかります。僕が今まで「エンディング」と呼び習わしていた部分の事に違いありません。
でもなあ、アウトロて。
イントロはイントロダクションの略やろ。アウトロてなんやねん。アウトロダクションかよおい。エンディングやろそれを言うなら。

と思いつつ、一応念のため英和辞典ひきます。シャープのPW-V8900の中に入っている、ジーニアス英和大辞典です。

すると・・・・・

あるじゃんアウトロ"outro"

「(曲、ラジオ番組、テレビ番組などの)エンディング、最終部分(←→intro)」

だって。いやー、知らんかった。また無知を晒してしまいましたがな。


もちろん、バンドマン達の専門用語にも、流派があります。ジャズの人達は、言葉をひっくり返すの好きやし、ギャラの金額も、ツェーマン、とかゲーマンとか言います。
ギャラの話をしているときに、ゲーセンと言われても、ゲームセンターの事ではありません。5000円の事です。



僕が25年位前に入っていた武者小路千家系のバンド(てきとーだよん)には、「中トロ」という言葉がありました。
マグロじゃないよ。
イントロやって、1コーラスか2コーラスくらいやってから、またイントロに似たもの(大抵はイントロよりも短くなっていたりする)に進むとき、僕らはその部分を「中トロ」と呼んでいました。

何年も経って、別の流派でバンドをやったときに、「中トロ」通じないのにショックを受けたのを覚えています。

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