大村愛知県知事リコール問題について
高須院長が、大村愛知県知事を相手取って、リコール請求を始めた。
理由は愛知トリエンナーレの表現の不自由展とのこと。自分の立場は、どちらかと言えば賛成、くらいの所にある。
この問題が起きたとき、「芸術に金は出すけれど口は出さない」という大村知事の意見は全く正しいと思った。
慰安婦像を置くくらいどってことないやないか。ある種の問題提起としてはむしろ良いことかもしれんやないか。とすら思った。
ところが、マスコミが何故か報じなかったのが、同じ展覧会で、昭和天皇の写真を燃やして、それを踏みつけるという「表現」があったらしいこと。
もしそれが本当なら、なぜマスコミは報じないんだろう。そこが個人的には一番問題だと思う所だ。
この「表現」について言えば、下劣で幼稚な表現だとは思うが、とりあえずは表現の自由というものがある。でもさ、これってヘイトスピーチとどれだけちがうん?言葉に出していないからそれで許されるの?ヘイトスピーチが違法なら、これも違法でいいのではないか、と思う。
ただね、高須先生の言う様に、「こともあろうに昭和天皇を」ってのにはちょっと違和感がある。ここで訴求力をかなり失ってしまったと思う。高須先生は、とっても日本を愛している人なので、彼の中では「こともあろうに私たちが敬い奉る皇室の人を」なのだろうが、多くの日本人にとっては残念ながら多分そうではない。
そうではなくて、昭和天皇であろうが誰であろうが、例えば自分のおじいさんとか身近な大切な人が同じ目にあったらどう思うだろう、って事で、十分この「表現」の醜悪さは理解出来るんではないだろうか。
誰の写真であろうと、たとえヒトラーの写真であろうと、焼いてその残骸を踏みつけるなんてのは、唾棄すべきくだらない表現だと思う。違法ではないとしても。
更に、出展リストを偽って提出していたらしいこと。
仮にこれが事実だとして、まずは出展リストを偽って提出していたことは、大きな問題であろう。マスコミは慰安婦像ばかりを報道して、こう言った事を報道しないのは何故なのか。
先ほどの下劣な表現を隠して申請していたのだとしたら、それは狙ってやったとしか思えないので、ここは詐欺罪にあたるのかな、わからない。
そこに行政がお金をつける事の是非が問われているわけだが、個人的には、法律に反していなかったとしても、誰であれ、人の写真を燃やしてそれを踏みつけるなどという表現に行政がお金をつけるのは良くない事だと思う。
けれど、それが知事リコールに値するのかといえば、よくわからない。
リコールの発端は「表現の不自由展」だとしても、実のところ、知事に対してちょっと意見を言った人がことごとくブロックされたり、大阪や東京にケチつけたり、という人格的な部分に対する不信感の方が大きいように見えるんだ。
だから、今回のリコールはちょっと難しいかな、と思う。
理由は愛知トリエンナーレの表現の不自由展とのこと。自分の立場は、どちらかと言えば賛成、くらいの所にある。
この問題が起きたとき、「芸術に金は出すけれど口は出さない」という大村知事の意見は全く正しいと思った。
慰安婦像を置くくらいどってことないやないか。ある種の問題提起としてはむしろ良いことかもしれんやないか。とすら思った。
ところが、マスコミが何故か報じなかったのが、同じ展覧会で、昭和天皇の写真を燃やして、それを踏みつけるという「表現」があったらしいこと。
もしそれが本当なら、なぜマスコミは報じないんだろう。そこが個人的には一番問題だと思う所だ。
この「表現」について言えば、下劣で幼稚な表現だとは思うが、とりあえずは表現の自由というものがある。でもさ、これってヘイトスピーチとどれだけちがうん?言葉に出していないからそれで許されるの?ヘイトスピーチが違法なら、これも違法でいいのではないか、と思う。
ただね、高須先生の言う様に、「こともあろうに昭和天皇を」ってのにはちょっと違和感がある。ここで訴求力をかなり失ってしまったと思う。高須先生は、とっても日本を愛している人なので、彼の中では「こともあろうに私たちが敬い奉る皇室の人を」なのだろうが、多くの日本人にとっては残念ながら多分そうではない。
そうではなくて、昭和天皇であろうが誰であろうが、例えば自分のおじいさんとか身近な大切な人が同じ目にあったらどう思うだろう、って事で、十分この「表現」の醜悪さは理解出来るんではないだろうか。
誰の写真であろうと、たとえヒトラーの写真であろうと、焼いてその残骸を踏みつけるなんてのは、唾棄すべきくだらない表現だと思う。違法ではないとしても。
更に、出展リストを偽って提出していたらしいこと。
仮にこれが事実だとして、まずは出展リストを偽って提出していたことは、大きな問題であろう。マスコミは慰安婦像ばかりを報道して、こう言った事を報道しないのは何故なのか。
先ほどの下劣な表現を隠して申請していたのだとしたら、それは狙ってやったとしか思えないので、ここは詐欺罪にあたるのかな、わからない。
そこに行政がお金をつける事の是非が問われているわけだが、個人的には、法律に反していなかったとしても、誰であれ、人の写真を燃やしてそれを踏みつけるなどという表現に行政がお金をつけるのは良くない事だと思う。
けれど、それが知事リコールに値するのかといえば、よくわからない。
リコールの発端は「表現の不自由展」だとしても、実のところ、知事に対してちょっと意見を言った人がことごとくブロックされたり、大阪や東京にケチつけたり、という人格的な部分に対する不信感の方が大きいように見えるんだ。
だから、今回のリコールはちょっと難しいかな、と思う。
ようやく採用されました
佐渡裕さんのリモートプロジェクト、vol.22のやつにようやく採用していただきました。
うれしいです。
イントロと間奏だけに力をいれたのもちゃんと拾ってもらってます。
「おれ、佐渡裕の指揮で演奏したことあるんだぜ」
って自慢できます。
自粛期間中にそれぞれが出来る事を色々してます。なんかそれが素晴らしいと思う。
明日は、山本能楽堂でちょっとアコーディオン弾きます。
少しずつ、少しずつ。
うれしいです。
イントロと間奏だけに力をいれたのもちゃんと拾ってもらってます。
「おれ、佐渡裕の指揮で演奏したことあるんだぜ」
って自慢できます。
自粛期間中にそれぞれが出来る事を色々してます。なんかそれが素晴らしいと思う。
明日は、山本能楽堂でちょっとアコーディオン弾きます。
少しずつ、少しずつ。