バーベキュー

千里の高級住宅のお庭をお借りして、恒例のバーベキュー大会。
毎年やっているようなのですが、僕が参加したのは数年ぶり。メンバーは少し年下の仲間たちです。二十数年前には、随分頼りなさげに見えた彼らも、結婚して、子供を作って、気がつくと僕を越えてしまっています。
うかうかしてました。今もうかうかしてます。うかうかしっぱなしです。
時の流れを感じたり、初心に返ったり、色々な意味で貴重な時間を過ごさせてもらいました。
今、一人扇町公園で、芝生にねっころがりながら、様々な事に思いを馳せています。
【Shin Sato】
まあしかし
あまり物わかりの悪いことばかり言っていたら、誰も一緒に飲んでくれなくなります。気をつけなければいけません。
美味しく、楽しく、これが一番。
昨日は少し自分間違ってました。反省。
今日の仕事を終えて、一段落。今日は抜きます。今月は、ニュージーランドに行ってしまったこともあり、休肝日がとても少なくなってしまいました。来月挽回出来るのか!?
さて

ニュージーランドはMartinborough Wine Centerで買ったワイン第一弾が届きました。第二弾はいつかなあ。
美味しく、楽しく、これが一番。
昨日は少し自分間違ってました。反省。
今日の仕事を終えて、一段落。今日は抜きます。今月は、ニュージーランドに行ってしまったこともあり、休肝日がとても少なくなってしまいました。来月挽回出来るのか!?
さて

ニュージーランドはMartinborough Wine Centerで買ったワイン第一弾が届きました。第二弾はいつかなあ。
どん底でこそ笑え
お肉とワイン、おいしうございました。
昨日は、仕事のあと、梅田の肉屋さんで、ワインと共にお肉をいただきました。とってもおいちいワインとおいちいお肉、素敵な時間を過ごさせていただきまちた。でちゅ。
なんとなく昨日の空気で書くとこんな感じです。
いえ、でちゅ。
飲んだのは、南アフリカの泡とか、ギガルの白とか、ブルゴーニュのなんやら新しくAOCになった白やら、あと赤いろいろです。
こんなんとか。

ニュイサンジョルジュのピノです。
これがピノであることすら解らなかった自分に何を言う資格があるのでしょう、とは思うのですが。
高いワインがうまいワインか。
高いと言うことは、みんながその価値を認めているのだから、美味しいに違いない。
そんな事を無自覚的に信じるのは間違いです。そういう人は、「お金」と「価値」との違いがわからなくなった人です。そういう人というのは、現代社会にはありがちなのかもしれません。自分の頭でものを考えられなくなってしまった人達です。
でも、美味いかどうかは100000000%主観です。高いワインのおいしさが解らない人間もいるのです。ていうか、自分は安いワインの違いもほとんど分かりません。
ただ僕は、高いから、名前があるから、ありがたがるのが間違っている事だけは知っています。一人一人が違う味覚を持って、違う感じ方をする事は知っています。みなさん、正解を欲しがるのもわからない事もないのですが、唯一の正解などない事を僕は知っています。
ワインに関して知っていることのほとんどこれが全てです。
2年以上も勉強してきてこれ、というのが情けない限りです。いや待てよ。
考えてみれば、こんな事は、ワインを学び始める前から解っていたことばかりです。ワインだけでなく、全ての事について当てはまることです。
再確認の日々です。
てことは、結局、自分は知識以外のものはほとんど得ていない、と言うことになります。ほとんど何にもわかっていない、と言うことになります。さすが、生い立ちの下品な自分です。でもそんな事を言うのもやめましょう。西原理恵子さんの番組を見ました。負の連鎖を断ち切らなければいけません。負の連鎖に飲み込まれないようにしなければいけません。
どうすればいいのか、自分には全くわからないんだけれど。
あ、違う。
「どん底でこそ笑え」
やった、これには激しく共感するとともに、今の俺なんてどん底というにはおこがまし過ぎる、という思いもあります。
まあともかく皆さん笑ってください僕のダメダメさ加減を。
今日だって、いろいろ飲んだけれど、さっぱりです。頑張って匂いを嗅いでいろいろ取ろうとしてもさっぱりわからないし、口に含んでみてもまるでわかりません。美味しいか美味しくないかと問われれば、美味しいです。でも、びっくりする程美味しいわけでもないし、美味しくないわけでもない。酸味渋みなどなどもわかりません。果物の味もほとんど取れません。点数全部3点。
いつもいつもこんな感じです。
さらに今回は、目にも問題が生じてきたようです。僕が薄い色と思ったワインを、ソムリエさんは濃い色と言います。(あくまでピノとして、と言うことで)
照明の加減もあるし、これも曖昧なものではあるけれど、あそこまではっきり言われると、自分の視覚にも問題があると思わざるを得ません。
こんな自分はこれからどうすればいいのでしょうか。
昨日は、仕事のあと、梅田の肉屋さんで、ワインと共にお肉をいただきました。とってもおいちいワインとおいちいお肉、素敵な時間を過ごさせていただきまちた。でちゅ。
なんとなく昨日の空気で書くとこんな感じです。
いえ、でちゅ。
飲んだのは、南アフリカの泡とか、ギガルの白とか、ブルゴーニュのなんやら新しくAOCになった白やら、あと赤いろいろです。
こんなんとか。

ニュイサンジョルジュのピノです。
これがピノであることすら解らなかった自分に何を言う資格があるのでしょう、とは思うのですが。
高いワインがうまいワインか。
高いと言うことは、みんながその価値を認めているのだから、美味しいに違いない。
そんな事を無自覚的に信じるのは間違いです。そういう人は、「お金」と「価値」との違いがわからなくなった人です。そういう人というのは、現代社会にはありがちなのかもしれません。自分の頭でものを考えられなくなってしまった人達です。
でも、美味いかどうかは100000000%主観です。高いワインのおいしさが解らない人間もいるのです。ていうか、自分は安いワインの違いもほとんど分かりません。
ただ僕は、高いから、名前があるから、ありがたがるのが間違っている事だけは知っています。一人一人が違う味覚を持って、違う感じ方をする事は知っています。みなさん、正解を欲しがるのもわからない事もないのですが、唯一の正解などない事を僕は知っています。
ワインに関して知っていることのほとんどこれが全てです。
2年以上も勉強してきてこれ、というのが情けない限りです。いや待てよ。
考えてみれば、こんな事は、ワインを学び始める前から解っていたことばかりです。ワインだけでなく、全ての事について当てはまることです。
再確認の日々です。
てことは、結局、自分は知識以外のものはほとんど得ていない、と言うことになります。ほとんど何にもわかっていない、と言うことになります。さすが、生い立ちの下品な自分です。でもそんな事を言うのもやめましょう。西原理恵子さんの番組を見ました。負の連鎖を断ち切らなければいけません。負の連鎖に飲み込まれないようにしなければいけません。
どうすればいいのか、自分には全くわからないんだけれど。
あ、違う。
「どん底でこそ笑え」
やった、これには激しく共感するとともに、今の俺なんてどん底というにはおこがまし過ぎる、という思いもあります。
まあともかく皆さん笑ってください僕のダメダメさ加減を。
今日だって、いろいろ飲んだけれど、さっぱりです。頑張って匂いを嗅いでいろいろ取ろうとしてもさっぱりわからないし、口に含んでみてもまるでわかりません。美味しいか美味しくないかと問われれば、美味しいです。でも、びっくりする程美味しいわけでもないし、美味しくないわけでもない。酸味渋みなどなどもわかりません。果物の味もほとんど取れません。点数全部3点。
いつもいつもこんな感じです。
さらに今回は、目にも問題が生じてきたようです。僕が薄い色と思ったワインを、ソムリエさんは濃い色と言います。(あくまでピノとして、と言うことで)
照明の加減もあるし、これも曖昧なものではあるけれど、あそこまではっきり言われると、自分の視覚にも問題があると思わざるを得ません。
こんな自分はこれからどうすればいいのでしょうか。
左馬ノ介見参

生まれて初めて買った車が、先日家にやってきました。
何かとお忙しいわかぎえふさんに、この写真を送って、命名をお願いしました。
左馬ノ介です。どうぞお見知りおきを。
左馬は縁起物で、お金がたまるという意味合いもあるそうです。有り難いお名前をいただきました。
左馬ノ介と言えば、明智くらいしか思いつきません。確か光秀の弟で、琵琶湖をモーセの様に渡ったという逸話の持ち主だと記憶しています。と思ってウィキったら、弟というのは思い違いでした。どうやら、光秀と血のつながりはないようです。
琵琶湖を渡ったのは馬上で、しかも名前は左馬助だそうです。
まったく曖昧な記憶です。
ところで、ニュージーランドでレンタカーを借りたときの事、シートベルトを締めずに運転していると、アラームが鳴り始めます。うちのしんのすけはそんな事はなかったので、これはきっとニュージーランドの法律か何かだろう、と思っていたのですが、左馬ノ介は鳴ります、アラーム。
しんのすけが古かっただけだ、という事が判明した次第。
さて、今日明日と福島のスタジオで仕事。それが終われば、ゴールデンウィークです。といっても、5/1と5/2は満月倶楽部の演奏だし、どこに出かけるわけでもありませんが。
5月は
ボネールさん二回、中の坊さん二回に加えて、太閤園のチャペルでの演奏が一回あります。こちらは一般の方は入れないと思うので、予定には載せていません。
満月倶楽部が人前で演奏を始めて、200日目の演奏が5月23日のボネールさんという事になりました。100日目が、2年前の五月初めだったので、ここ2年ほどは、大体週一のペースでやっている計算になります。
これからもこれくらいのペースで、のんびりやっていこうと思っています。
そろそろ新曲も作りたいのですが。
詳しくは、満月倶楽部ホームページをどうぞ。
満月倶楽部が人前で演奏を始めて、200日目の演奏が5月23日のボネールさんという事になりました。100日目が、2年前の五月初めだったので、ここ2年ほどは、大体週一のペースでやっている計算になります。
これからもこれくらいのペースで、のんびりやっていこうと思っています。
そろそろ新曲も作りたいのですが。
詳しくは、満月倶楽部ホームページをどうぞ。
ドラムダイエットかいしー
ドラムダイエット開始。
まずは四分音符=100で、パラディドルとダブルストロークの2小節ずつ繰り返しに、キックは四分音符で1小節と付点八分で1小節を交互に足します。左足はひとまず後回し。
手がばらばら。情けないくらいに粒がそろいません。これメトロノームに合わせて少しやっているだけで、体が少し温かくなってくるので、毎日少しずつ続けて、粒をそろえていきましょう。
それからもちろん、ピアノとアコーディオンもやります。一つの楽器を長時間は出来ないけれど、行ったり来たりすれば、結構続きます。
まあ、その前に、仕事も溜まってるんですが。今日はあんまりはかどりませんでした。明日また頑張りましょう。
まずは四分音符=100で、パラディドルとダブルストロークの2小節ずつ繰り返しに、キックは四分音符で1小節と付点八分で1小節を交互に足します。左足はひとまず後回し。
手がばらばら。情けないくらいに粒がそろいません。これメトロノームに合わせて少しやっているだけで、体が少し温かくなってくるので、毎日少しずつ続けて、粒をそろえていきましょう。
それからもちろん、ピアノとアコーディオンもやります。一つの楽器を長時間は出来ないけれど、行ったり来たりすれば、結構続きます。
まあ、その前に、仕事も溜まってるんですが。今日はあんまりはかどりませんでした。明日また頑張りましょう。
初マルゴー

昨日は、尼崎駅前の高層マンションの34階でワイン会。
初めてマルゴー飲みました。96年です。
しかも抜栓担当。抜栓途中で、こんな高価なワインを抜栓するのは初めてだと言うことに気づき、周囲の視線にも気づき、いたく緊張してしまいましたが、まあ96年ですから、コルクの状態もさほどひどくなく、なんとか開けることが出来ました。
これでボルドーの一級三つめです。といってもあとの二つはなめただけですが。
まあ、おいしいんですが、正直そんなにスペシャルなのかどうかよくわかりません。
全く値打ちの分からない男です。
その他にも沢山ワインいただきました。美しいお母様の作る料理も素晴らしく、34階からの眺めも素晴らしく、皆さんとの会話も素晴らしく、楽しい時を過ごしました。
それにしても、みなさん、ワインだけでなく、その他の様々な食べ物や調度品などにも造詣が深く、自分はただただ小さくなるばかりです。
これなあんだ

姪がこの間遊びに来たときに持ってきてくれたものです。彼女の作品です。
ぱっと見、イカか、と思いますが、近づいてみると、

窓らしきものの中に居るのは、犬と人間が。
そう、グルミットとウォレスです。そして頭部には、

チーズが描かれています。
月にチーズを食べに行く二人が乗ったロケットでした。
どにたらうHyper訂正
3→1の時は、M2ではなく、M1になる事を確認。
いずれにしても、不思議ですが、多分、今まで通り、1のレジスタはほとんど使わない事になる様な気もします。
今日はなんとなくぼやぼやと過ごしてしまいました。
今日成し遂げた事と言えば、歯医者に行った事くらいか。
今頃あわてて仕事を進めています。
いずれにしても、不思議ですが、多分、今まで通り、1のレジスタはほとんど使わない事になる様な気もします。
今日はなんとなくぼやぼやと過ごしてしまいました。
今日成し遂げた事と言えば、歯医者に行った事くらいか。
今頃あわてて仕事を進めています。
HOLES読了

ジオスも破綻ですか。
英会話学校業界はなかなか厳しいようですね。Novaの破綻で、あらかじめ大量の授業料を支払ったりするのはダメになったのだと思っていたのですが、今回のニュースでも、40万振り込んだばかりだ、等々の声が聞こえます。
かくいう自分も、Novaに何十万か持って行かれた口です。
Novaも、折角良いシステムを構築したのに、社長の暴走でそれを壊してしまいました。つくづく勿体ないと思います。
英会話学校がつぶれたから英語を勉強しなくても良いのか、というとそうではありません。カウチサーファー迎えたり、ニュージーランド行ったりすると、やっぱり必要性を痛感します。
てなわけで。
250ページ程もある英語のペイパーバックを一年以上かけて、ようやく読み終えました。
知らない単語、知らない表現にはアンダーラインをつけて、辞書で調べて読み進みました。
去年中には読み終えるつもりだったのですが、一つの文章に二つも三つも知らない単語があると、もうそれだけで読み進む気が失せます。でしばらく放っておいたりしながら、どうにかこうにかゴールにたどり着きました。比較的初心者向けの本ですが、それでも、ほとんどのページにアンダーラインが二つ三つ入っています。
読み終わった今、全てを理解しているかというと、そうでもありません。少し時間をおいて、もう一度読み直すのも、語彙の定着にはよいかも知れません。
年取ると大変です。
若い頃しっかりやっときゃよかったなあ。
そして又早起き
早起き以外は、ほぼ元の生活に戻りつつあります。
昨日打ち合わせの後、約10日振りの休肝日で、仕事やってます。
もう眠くなってきた。
アコーディオン、帰りの飛行機で、ぱんじらうを使って結構練習したので、右手は案外スムースです。音が出る事が楽しい。次は来月一日の中の坊さんです。
昨日打ち合わせの後、約10日振りの休肝日で、仕事やってます。
もう眠くなってきた。
アコーディオン、帰りの飛行機で、ぱんじらうを使って結構練習したので、右手は案外スムースです。音が出る事が楽しい。次は来月一日の中の坊さんです。
どにたらうHyper
NZに行っている間に、川井さんを通じてBrandoniから送っていただいた部品とともに、どにたらうを安田さんに預けていたのですが、本日、引き取りに行ってきました。
ストレッチマンも今年からHyperになりましたが、どにたらうもなんだかHyperになったようです。今回の主眼は、左手レジスタの改良です。

どにたらうの左手レジスタは三つあります。
笛は四列入っております。上から、M2、M1、L2、L1ということにしましょう。M2とM1は120並んだボタンのうち、写真でいうと下の三段でコードを、上の三段では、ベース音のオクターブ上とか2オクターブ上とかの単音が出ます。
L2とL1は、上の三段でベース音を、下の三段では音が鳴らない仕組みです。
この部分を替えることはできません。で、どの様な組み合わせにするのか、と言うことです。
レジスタの番号を仮に、写真左より1、2,3とします。
去年の秋、モンテアコーディオンさんに行った時にしていただいた応急処置で、
1のとき、M2L2L1
2のとき、M2M1L2L1(マスターですね)
3のとき、M2M1L2
という風になりました。1のレジスタというのは、現在全く使っていません。これでもまあ事足りるのですが、これはあくまで応急処置です。
今回安田さんの所から戻ってきたどにたらうは、ちょっとすごい事になっていました。
2のときのM2M1L2L1マスターは変わりません。
3のとき、M1L2、これは最もおとなしい選択肢になります。
ここまでは良いのですが、なんと、1のレジスタで、2種類の音が楽しめてしまうのです。
その前にどのレジスタを選んでいたかで音色が変わります。
2→1のときは、M1L2L1、というやや低音重視の構成。ところが、
3→1の時には、M2のみになってしまうのです。この場合、ベースの役目は全く期待できませんが、左手でも中音域でメロディを奏でる事がある程度可能になります。といっても音域は1オクターブしかありませんが。
とにかく、レジスタは三つなのに、四種類の組み合わせがあるというなんだかすごい事になっています。
なんでこんな事が可能になるのか、さっぱりわからないのですが、特注して3列ベースにしてもらったのが、この辺で生きてくるかもしれません。
特に、今作り途中の「Martinborough」という曲はsus4のコードを多用しています。面白い使い方が出来るかもしれません。
写真の下の方にあるパンフレットは、安田さんに頂いた、40年ほど前のBrandoniのカタログです。貴重品ですね。
ストレッチマンも今年からHyperになりましたが、どにたらうもなんだかHyperになったようです。今回の主眼は、左手レジスタの改良です。

どにたらうの左手レジスタは三つあります。
笛は四列入っております。上から、M2、M1、L2、L1ということにしましょう。M2とM1は120並んだボタンのうち、写真でいうと下の三段でコードを、上の三段では、ベース音のオクターブ上とか2オクターブ上とかの単音が出ます。
L2とL1は、上の三段でベース音を、下の三段では音が鳴らない仕組みです。
この部分を替えることはできません。で、どの様な組み合わせにするのか、と言うことです。
レジスタの番号を仮に、写真左より1、2,3とします。
去年の秋、モンテアコーディオンさんに行った時にしていただいた応急処置で、
1のとき、M2L2L1
2のとき、M2M1L2L1(マスターですね)
3のとき、M2M1L2
という風になりました。1のレジスタというのは、現在全く使っていません。これでもまあ事足りるのですが、これはあくまで応急処置です。
今回安田さんの所から戻ってきたどにたらうは、ちょっとすごい事になっていました。
2のときのM2M1L2L1マスターは変わりません。
3のとき、M1L2、これは最もおとなしい選択肢になります。
ここまでは良いのですが、なんと、1のレジスタで、2種類の音が楽しめてしまうのです。
その前にどのレジスタを選んでいたかで音色が変わります。
2→1のときは、M1L2L1、というやや低音重視の構成。ところが、
3→1の時には、M2のみになってしまうのです。この場合、ベースの役目は全く期待できませんが、左手でも中音域でメロディを奏でる事がある程度可能になります。といっても音域は1オクターブしかありませんが。
とにかく、レジスタは三つなのに、四種類の組み合わせがあるというなんだかすごい事になっています。
なんでこんな事が可能になるのか、さっぱりわからないのですが、特注して3列ベースにしてもらったのが、この辺で生きてくるかもしれません。
特に、今作り途中の「Martinborough」という曲はsus4のコードを多用しています。面白い使い方が出来るかもしれません。
写真の下の方にあるパンフレットは、安田さんに頂いた、40年ほど前のBrandoniのカタログです。貴重品ですね。
早起きです

ニュージーランドの癖が抜けません。いずれまた戻ってしまうんでしょうが、良い事には違いないので、起きてなんやかや始める事にします。
こんなTシャツもいただきました。
浩之さん、玲子さん、みやこちゃん、皆さん、本当にお世話になりました。今日から僕は頑張って、自分のするべき事をしていこうと思います。また来年も行けるといいなあ、と思い、今年も長靴を楠田家にキープしてまいりました。
まずはダイエット。今朝の体重は75.8kg。1キロほどの増加です。あれだけ食って飲んだのだから、当然の報いですね。皮下脂肪率、骨格筋率は微妙に改善している感じもなきにしもあらずなのは、一応体を動かしていたからか。
これ以上手首をいわしては、作業に差し障りがあると思い控えていたドラムダイエット、始めようかな。今から多少手首いわしてもかまへんし。
そしてまた出国
ホテルを出て、一時間後には、チェックインも何もかも済ませて、カンタスラウンジでエスプレッソを飲んでいます。驚異的な便利さです。
フランクフルト以上です。
ところで、アイスランドで火山が噴火したそうで。ヨーロッパ大丈夫なんでしょうか。
横では、ミシェルロランそっくりのおじさんが、コーヒーを飲みながらインターネットをやっています。もしかして本物やったりして。
「ミクロビュラージュだ、ミクロビュラージュだ」
と叫びながら、オーストラリアのワイナリーをいくつか回った帰りかもしれません。
あ、今電話とった。ミクロビュラージュ言わへんかなあ。あ、あっち行っちゃった。
フランクフルト以上です。
ところで、アイスランドで火山が噴火したそうで。ヨーロッパ大丈夫なんでしょうか。
横では、ミシェルロランそっくりのおじさんが、コーヒーを飲みながらインターネットをやっています。もしかして本物やったりして。
「ミクロビュラージュだ、ミクロビュラージュだ」
と叫びながら、オーストラリアのワイナリーをいくつか回った帰りかもしれません。
あ、今電話とった。ミクロビュラージュ言わへんかなあ。あ、あっち行っちゃった。
無事Sydneyへ

写真はCockle Bayの夜景です。きれいですね。
入り江が複雑に入り組んでいるこの街には、たくさんの綺麗なハーバーがあるんでしょう。明日朝早く発たなければならないので、今回はここだけ。
初オーストラリアなのですが、バーでビールを二杯ほど飲んだだけで部屋に戻ってきてしまいました。。
シドニーで特筆すべきは、空港の便利さ。空港から10分あまりで街の中心部にたどり着く事ができます。ホテル最寄りの駅まででも、15分しかかかりませんでした。
それから、シドニーでは、コンビニにビールを売っていません。
そして朝6時前。まもなく空港に向かいます。
今日中に日本に帰れます。
何より恋しいのは、ウォシュレットです。
まずは出国
今日は、朝9時から、いつものようにお仕事。今日もStone Cutterの選果の続きです。11時に仕事を終えて、選果する場所と皆さん(といっても去年と違い、ごく少数)と別れを告げ、まずは、Martinborough Wine Centerへ。
初日に12本買ったんですが、ワインセラーもあることだし、日本より安いんだから、あと12本買っちゃえ、という意気込みです。
スーパーで、VegimiteとかOXOとか買って、いよいよ帰国の途につきます。睡魔が襲ってくるので、休みをとりながら、午後二時にウェリントン空港に到着。
今回は、シドニーまで飛んで、1泊するスケジュールです。
勇んでチェックインカウンターに向かいます。
おばちゃんが言います。
「ビザはあるやんなあ」
「いや、あれへんのんちゃうかなあ」
「あるんちゃう」
彼女は調べますがビザがないことが発覚。
奥のカウンターを指さして、
「あっこで取ってき」
というので、そちらへ。
「ビザって簡単にとれるん?」
と聞くと、
「まあ時と場合によるな」
というお返事。
「簡単やったらええなあ。」
という僕の声を尻目に、僕のパスポートを見ながら、コンピュータに色々入力したり擦ったりしていたおばちゃんは、首を横に振ります。
え、ええーっ!
「どゆこと?」
「電子ビザが発行でけへんみたいやから、紙のビザが必要やな。オークランドの大使館行ってもらわんと。」
え?ここ首都やん。
自分がちゃんと理解していなかったかもしれませんが、よしんばウェリントンで良かったとしても、この飛行機には乗れないのは確実やん、てことは21日の打ち合わせまでに帰るのも難しいかもしれないな、などと、頭はぐるぐるします。
2回目のトライで、無事電子ビザ発行、事なきを得たのですが、いやー、ひやひやした。
みなさーん、オーストラリアは入国にビザがいるんですよー。
知らんかったのわしだけや。
あー危な。
チェックインを済ませてから、再び到着ロビーへ。アサヒヤワインセラーの阿出川さん一行が14時着の飛行機に乗ってやって来るので、それを出迎え。阿出川さんは、2年前に一度石打あたりのピザ屋さんで、ランチをご一緒しただけなのですが、僕を覚えていてくれました。
有り難いことです。
Stone Cutterのピノの状況などなど、立ち話を少しして別れました。
なんだか俺もいっぱしのワイン通みたいです。その実テイスティング能力はほぼゼロなんですけどね。
初日に12本買ったんですが、ワインセラーもあることだし、日本より安いんだから、あと12本買っちゃえ、という意気込みです。
スーパーで、VegimiteとかOXOとか買って、いよいよ帰国の途につきます。睡魔が襲ってくるので、休みをとりながら、午後二時にウェリントン空港に到着。
今回は、シドニーまで飛んで、1泊するスケジュールです。
勇んでチェックインカウンターに向かいます。
おばちゃんが言います。
「ビザはあるやんなあ」
「いや、あれへんのんちゃうかなあ」
「あるんちゃう」
彼女は調べますがビザがないことが発覚。
奥のカウンターを指さして、
「あっこで取ってき」
というので、そちらへ。
「ビザって簡単にとれるん?」
と聞くと、
「まあ時と場合によるな」
というお返事。
「簡単やったらええなあ。」
という僕の声を尻目に、僕のパスポートを見ながら、コンピュータに色々入力したり擦ったりしていたおばちゃんは、首を横に振ります。
え、ええーっ!
「どゆこと?」
「電子ビザが発行でけへんみたいやから、紙のビザが必要やな。オークランドの大使館行ってもらわんと。」
え?ここ首都やん。
自分がちゃんと理解していなかったかもしれませんが、よしんばウェリントンで良かったとしても、この飛行機には乗れないのは確実やん、てことは21日の打ち合わせまでに帰るのも難しいかもしれないな、などと、頭はぐるぐるします。
2回目のトライで、無事電子ビザ発行、事なきを得たのですが、いやー、ひやひやした。
みなさーん、オーストラリアは入国にビザがいるんですよー。
知らんかったのわしだけや。
あー危な。
チェックインを済ませてから、再び到着ロビーへ。アサヒヤワインセラーの阿出川さん一行が14時着の飛行機に乗ってやって来るので、それを出迎え。阿出川さんは、2年前に一度石打あたりのピザ屋さんで、ランチをご一緒しただけなのですが、僕を覚えていてくれました。
有り難いことです。
Stone Cutterのピノの状況などなど、立ち話を少しして別れました。
なんだか俺もいっぱしのワイン通みたいです。その実テイスティング能力はほぼゼロなんですけどね。
クスダオリーブオイル

そして、夕べもまたご馳走していただいてしまいました。
お土産にいただいたのが、これ。
楠田さんのお庭に生えているオリーブから作ったオリーブオイルです。これが押しが強くてうまいんだ。楠田家でお食事をいただいた時、下品な自分は、ついパンにどぼどぼとかけてしまい、次からは、ボトルでなく、お皿に入ってオリーブオイルが出てきた、というほろ苦いエピソードがあるくらいうまいオリーブオイルです。
今回は、先発隊と後発隊の狭間、自称「中発くん」でして、去年に比べるとずーっと少ない人数での滞在でした。楠田家でお食事をいただいた時以外は、たいてい野郎二人とか野郎三人とかで飯食ってました。それにしても皆さん個性的な事。強烈な人たちばかりです。
お宅にお邪魔すると、いつも泣けてきます。
色々なワインを楽しくテイスティングさせていただくのですが、何がなにやらさっぱりわかりません。そんな自分の様な下品な門外漢を暖かく迎えていただいている事、どうしようもなくわからないワインの事、down to earthを地で行く浩之さんの生き様に触れて自分を振り返る事、そんなことがない交ぜになって、泣けてくるのです。
こういう気持ちを、ちゃんと日本に持ち帰って、自分がするべき事をしっかりやる。それしかないのはわかっています。
ある時「自分に自信を持たなきゃ」なんて偉そうに演説めいた話をしてしまった自分ですが、本当に自分はダメだなあ、と、そればかりを思います。
労働三日目
収穫そして選果
はやいもので、もうMartinboroughを離れる日がやってきてしまいました。
昨日は、Stone Cutterのピノの収穫を少し、それから選果。畑で、鳥の巣を見つけました。何ヶ月も前に巣立ったものなので、それほど目くじらを立てるものでもないそうです。

中四日の滞在で、初日がオフだったので、働いたのは三日だけ。まあ、来ることが出来たのでよかった事にしましょう。
「2010年のクスダシラーは俺が前選果してん」
ということで。
はやいもので、もうMartinboroughを離れる日がやってきてしまいました。
昨日は、Stone Cutterのピノの収穫を少し、それから選果。畑で、鳥の巣を見つけました。何ヶ月も前に巣立ったものなので、それほど目くじらを立てるものでもないそうです。

中四日の滞在で、初日がオフだったので、働いたのは三日だけ。まあ、来ることが出来たのでよかった事にしましょう。
「2010年のクスダシラーは俺が前選果してん」
ということで。
Martinborough
国道53号線の終点に位置するMartinboroughは、とても小さな町です。人口は1500人ほどといいます。他の近隣の町、Featherston、Greytown、Mastertonなど街道筋の町に比べると、とても静かで、車の渋滞とは無縁の町です。

町は、小さなスクエアを中心に整然と広がっています。

スクエアの一角にあるホテルとレストラン。
スクエアから外へ延びる道はこんな具合です。

どの道も広々としていて、家々の敷地も広々としていて、そのほとんどは平屋です。上に積む必要がないのです。しかも、かわいらしい家ばかり。

時々こんなものが忽然と。

元祖キャンピングカーですか。
町外れでは、牛や豚を見ることも出来ます。
上記地図の一番下に、The Claremontとあります。ここが今回の宿舎です。北東部、コロネーションパークの北側、ニューヨークストリートに面しているところに楠田さんのシラーの畑があります。畑の隣には、こんな素敵なおうちがぽつんと建っています。

通りの名前も気宇壮大です。
New York Street、Venice Street、Suez Street、Dublin Street、などなど、ニュージーランドに居ながらにして、世界旅行が出来そうです。
Oxford StreetとRegent Streetの交差する所は、ロンドンでは、Oxford Circusと呼ばれる繁華街の中心ですが、こちらの”Oxford Circus”には豚の放牧場があります。
そんな静かなMartinboroughの街ですが、週末になると、旅行者で賑やかになります。ワインとウェディングの街だそうです。それ以外にも多くの人たちが週末をこの街で過ごすらしく、ここThe Claremontも満室です。一昨日までの静けさが嘘のようです。
リタイアしてから住むのも良いなあ、と思わせられる街ですが、一つ目の問題は冬の寒さでしょうか。年寄りは暖かい所の方がよいでしょうし、それには、ここは少し寒すぎるかと思います。もう一つの問題は、医者不足。ちょっと病気になっても、車で一時間近くかけてMastertonまで行かなければなりません。もう少し深刻な事態になれば、一時間半かけてWellingtonまで行く必要があります。
なかなかうまく行きません。

町は、小さなスクエアを中心に整然と広がっています。

スクエアの一角にあるホテルとレストラン。
スクエアから外へ延びる道はこんな具合です。

どの道も広々としていて、家々の敷地も広々としていて、そのほとんどは平屋です。上に積む必要がないのです。しかも、かわいらしい家ばかり。

時々こんなものが忽然と。

元祖キャンピングカーですか。
町外れでは、牛や豚を見ることも出来ます。
上記地図の一番下に、The Claremontとあります。ここが今回の宿舎です。北東部、コロネーションパークの北側、ニューヨークストリートに面しているところに楠田さんのシラーの畑があります。畑の隣には、こんな素敵なおうちがぽつんと建っています。

通りの名前も気宇壮大です。
New York Street、Venice Street、Suez Street、Dublin Street、などなど、ニュージーランドに居ながらにして、世界旅行が出来そうです。
Oxford StreetとRegent Streetの交差する所は、ロンドンでは、Oxford Circusと呼ばれる繁華街の中心ですが、こちらの”Oxford Circus”には豚の放牧場があります。
そんな静かなMartinboroughの街ですが、週末になると、旅行者で賑やかになります。ワインとウェディングの街だそうです。それ以外にも多くの人たちが週末をこの街で過ごすらしく、ここThe Claremontも満室です。一昨日までの静けさが嘘のようです。
リタイアしてから住むのも良いなあ、と思わせられる街ですが、一つ目の問題は冬の寒さでしょうか。年寄りは暖かい所の方がよいでしょうし、それには、ここは少し寒すぎるかと思います。もう一つの問題は、医者不足。ちょっと病気になっても、車で一時間近くかけてMastertonまで行かなければなりません。もう少し深刻な事態になれば、一時間半かけてWellingtonまで行く必要があります。
なかなかうまく行きません。
クスダワインだよ
昨夜もまた、楠田家で玲子さんの美味しいお料理をごちそうになってしまいました。
僕がこっちに来て、まだ三日しか経っていないのですが、ようやく新しいメンバーが来ました。東京の根津でニュージーランドワイン専門ワインバーをやっている夫妻です。とても感じの良いお二人で、今度東京に行ったときには、是非行かなければいけません。
気がつくと、こっちで働くのはあと一日になってしまいました。今日はいよいよ、収穫です。ストーンカッター、石切のピノです。
この二日、前選果をしたのですが、ずーっとやっていると、やっぱり、摘みたい、という気持ちになってきます。前選果もとっても大切な作業ですし、そういう色々な目に見えないプロセスを経た上での収穫である、ということは重々わかっているのですが、最後に「ちょきん」とやる作業は、やっぱり一番美味しいとこを持って行く感じがします。その次の選果も、「俺がワインにするブドウを決めたんや」という気持ちになることが出来ます。
といっても、贅沢を言うつもりはありません。
ワインを飲み始めて日が浅い自分ですが、初めてクスダピノを飲んだときもびっくりしましたし、クスダシラーの時は個人的にはもっとびっくりしました。詳しい事はよくわかりませんが、本当に美味しいワインだな、と思いました。ささやかでも、そんな美味しいワインを作るお手伝いが出来るということは、この上ない喜びです。
本当にそれだけです。
しかも、楠田ファミリーはみんな魅力的だし、普段では絶対会えない人たちとお知り合いになることが出来ます。これは内緒ですが、こっちで知り合って出来たカップルもあるんだよ。でも決してここは出会い系の場所ではないので、勘違いしないでください。そういう事を求めて来るのはやめてね。来週には、オグシオをもっと美人にしたフライトアテンダントさん二人組が来ます。
やめてね、と言いながら煽っている僕を許してください。これはすべて、楠田家で飲んだ美味しいワインたちのせいです。


皆さん既にご存じかもしれませんが、2008クスダメルローカベルネというのがまもなくリリースされます。昨日は、それのフィルタリング前の残りをかき集めたものと、瓶詰め直後のものを飲ませていただきました。ようやくラベルが出来た所だそうです。写真左端のラベルのないボルドー型のボトルがそれです、って書こうと思ったら、写真撮り忘れてました。
こんな体験も、DRCのワインを飲ませていただくよりも、貴重な体験かもしれません。
僕がこっちに来て、まだ三日しか経っていないのですが、ようやく新しいメンバーが来ました。東京の根津でニュージーランドワイン専門ワインバーをやっている夫妻です。とても感じの良いお二人で、今度東京に行ったときには、是非行かなければいけません。
気がつくと、こっちで働くのはあと一日になってしまいました。今日はいよいよ、収穫です。ストーンカッター、石切のピノです。
この二日、前選果をしたのですが、ずーっとやっていると、やっぱり、摘みたい、という気持ちになってきます。前選果もとっても大切な作業ですし、そういう色々な目に見えないプロセスを経た上での収穫である、ということは重々わかっているのですが、最後に「ちょきん」とやる作業は、やっぱり一番美味しいとこを持って行く感じがします。その次の選果も、「俺がワインにするブドウを決めたんや」という気持ちになることが出来ます。
といっても、贅沢を言うつもりはありません。
ワインを飲み始めて日が浅い自分ですが、初めてクスダピノを飲んだときもびっくりしましたし、クスダシラーの時は個人的にはもっとびっくりしました。詳しい事はよくわかりませんが、本当に美味しいワインだな、と思いました。ささやかでも、そんな美味しいワインを作るお手伝いが出来るということは、この上ない喜びです。
本当にそれだけです。
しかも、楠田ファミリーはみんな魅力的だし、普段では絶対会えない人たちとお知り合いになることが出来ます。これは内緒ですが、こっちで知り合って出来たカップルもあるんだよ。でも決してここは出会い系の場所ではないので、勘違いしないでください。そういう事を求めて来るのはやめてね。来週には、オグシオをもっと美人にしたフライトアテンダントさん二人組が来ます。
やめてね、と言いながら煽っている僕を許してください。これはすべて、楠田家で飲んだ美味しいワインたちのせいです。


皆さん既にご存じかもしれませんが、2008クスダメルローカベルネというのがまもなくリリースされます。昨日は、それのフィルタリング前の残りをかき集めたものと、瓶詰め直後のものを飲ませていただきました。ようやくラベルが出来た所だそうです。写真左端のラベルのないボルドー型のボトルがそれです、って書こうと思ったら、写真撮り忘れてました。
こんな体験も、DRCのワインを飲ませていただくよりも、貴重な体験かもしれません。
ばーばりーで選果をする男

横田依聡23歳学生。就活中。
普段僕らは、汚いズボンに汚いシャツを着て収穫や選果の作業をするわけですが、彼は、いつボブキャンベルがカメラを担いでやってきても良いように、バーバリーのシャツを着て選果をします。
Tシャツとか、ジーンズとか、持っていないらしいです。
その底知れぬ財力、そして、決して悪びれないその態度。人に合わせる能力、何事にも決して動じることのない胆力、「スイマッセーン」というかる〜い謝罪でちょっと人をいらつかせる能力、などなどの点で、傑出した才能を持つ男です。
横田依聡23歳。
バーバリーで選果をする男。彼女募集中。
前選果

昨日は朝から、シラーの前選果。収穫前に、必要のない粒を切り落とす作業です。
鳥についばまれて、穴の空いた粒、こすれて傷の付いた粒、栄養が渡りきらずに色の薄いまま残ってしまった粒、干からびてかぴかぴになってしまった粒などを間引いて、必要な粒だけに栄養が無駄なく行き渡るようにするとともに、収穫後の選果を助ける、という意味合いもあります。
去年は、シラーの畑は見せてもらっただけで、全く触っていないのですが、今年こうして作業をすると、なんときれいに手入れされているのだろう、とびっくりします。塩見さんたち、ご苦労様でした。
前選果も、二回三回と入っているらしく、いま、ぶらさがっている粒を全部使っても、去年仕込んだピノよりもブドウの平均点は高そうです。こういう、手を抜こうと思えば抜ける場所にも、しっかり手間をかける事で、ワインはおいしくなっていくのだなあ。
もちろん、常に100%出来るわけではありません。今日の朝はかなり冷え込むとい警報が出たらしく、浩之さんは、こんなマシンで夜中じゅう畑の土を暖めていたようです。

それでも、物理的に、全ての畑を面倒見るわけにはいきません。どこかで妥協を強いられるわけですが、妥協をするにしても、どこまでを妥協するのか、という事をぎりぎりまで考えて妥協するのと、そうでないのとは、雲泥の差がある、という事なのでしょう。
それから、サンプリングの粒選びをしました。

このシラーの畑には4種類のクローンが植わっているそうで、それぞれから、出来るだけランダムに、100粒ほどを選び出します。
これを、定期的に行って、科学的に分析することによって、糖度とか、フェノールの熟成とか、そういうものを数値で確認します。
てなわけで、今日はそれほど大変な仕事ではありませんでしたが、何時間も同じ格好でいるだけで、腰、肩、首が痛くなります。それから、鳥よけの網越しの作業になるので、焦点を合わせるのに少しエネルギーを使うので、目も疲れました。幸いな事に、手首への負担は、ほぼゼロです。
夜は、野郎三人で素敵なレストランへ。


肉でかー。肉うまー。
というだけでなく、一応飲んだワインも。
2008 Martinus Estate Pinot Noir

2006 Gladstone Auld Alliance カベルネフラン55%、メルロー25%、マルベック20%。
もちろん、いずれもMartinboroughのワインです。

The Claremont
前回も今回も泊まっているThe Claremontという宿泊施設は、Martinboroughの町はずれ、楠田家から徒歩2分ほどの場所にあります。ま、それでも楠田宅までは車で行くんですけど。
二人部屋とかいろいろあるのですが、今回は一番安いロフト付きバスタブ無しの部屋、110ドル。

去年はバスタブ付きの部屋が110ドルだったのですが、今年は135やて。ちょっと値上がりしています。でも、キッチンはこっちの安い部屋の方がずっと広いです。
一階にもシングルベッドがありますが、二階というかロフトには大きなベッドがあります。食器類調理用具類完備です。




んで、これがロフト。二月におうち内引っ越しをして以来、久々のダブルベッドです。

いつも、浩之さんに予約をお願いしております。去年の終わり頃、オーナーが代わったそうなのですが、その新オーナー曰く、「あんたんとこには、エージェントに出すより安い値段で出してるんだよ。」だそうです。
確かに、三月末から五月頭にかけて、半端なエージェントよりもずっとたくさんの予約をしていると思われます。
二人部屋とかいろいろあるのですが、今回は一番安いロフト付きバスタブ無しの部屋、110ドル。

去年はバスタブ付きの部屋が110ドルだったのですが、今年は135やて。ちょっと値上がりしています。でも、キッチンはこっちの安い部屋の方がずっと広いです。
一階にもシングルベッドがありますが、二階というかロフトには大きなベッドがあります。食器類調理用具類完備です。




んで、これがロフト。二月におうち内引っ越しをして以来、久々のダブルベッドです。

いつも、浩之さんに予約をお願いしております。去年の終わり頃、オーナーが代わったそうなのですが、その新オーナー曰く、「あんたんとこには、エージェントに出すより安い値段で出してるんだよ。」だそうです。
確かに、三月末から五月頭にかけて、半端なエージェントよりもずっとたくさんの予約をしていると思われます。
Martinborough二日目
昨日は仕事無し。
その日何をするかは、天候や人数によって変わるので、前日にならないと決まりません。当日の朝、急に雨が降ったので収穫中止、なんて事態もあり得ます。
ですので、こういう事も覚悟の上。さっさとお土産買いを済ませてしまいました。去年と同じ、Martinborough Wine Centerで12本ワインを買って、245ドル払って日本に送ってもらいます。一本あたり1400円弱の送料という計算になります。去年は1200円弱だったのですが、為替の変動は致し方ありません。
前日飲み過ぎたので、少し昼寝。午後からGreytownにあるシューベルトさんのワイナリーへ向かいます。
先発隊が収穫選果して仕込んだStone Cutterのピノが、今まさに発酵を始めようとしています。

培養酵母。緑茶みたいな入れ物に入って売っています。ブルゴーニュセレクションBIVBとか書いてあります。
水で戻して(?)一定の温度になると、勝手に増殖を始めます。で、投入。

去年「俺が摘んで俺が仕込んだ」ピノや、シラーなどの樽出しテイスティングもさせていただきました。マロラクティック発酵が終わった頃で、浩之さん曰く、「一番おいしくない時期」だそうです。プロは、これを飲んで、完成形をイメージします。その上で、これからのプロセスを決定します。自分には、製品になったクスダワインよりも暴れている感じ、というくらいしかわかりません。新樽に入れた物、古樽に入れた物でも味は違います。最終的にはこれをミックスします。
横では、シューベルトの奥様のマリオンさんが、一人で、リースリングの仕込み中。重い機械を動かすのも何もかも一人でやっています。すごい女性です。
夜は野郎二人でBBQ。
その日何をするかは、天候や人数によって変わるので、前日にならないと決まりません。当日の朝、急に雨が降ったので収穫中止、なんて事態もあり得ます。
ですので、こういう事も覚悟の上。さっさとお土産買いを済ませてしまいました。去年と同じ、Martinborough Wine Centerで12本ワインを買って、245ドル払って日本に送ってもらいます。一本あたり1400円弱の送料という計算になります。去年は1200円弱だったのですが、為替の変動は致し方ありません。
前日飲み過ぎたので、少し昼寝。午後からGreytownにあるシューベルトさんのワイナリーへ向かいます。
先発隊が収穫選果して仕込んだStone Cutterのピノが、今まさに発酵を始めようとしています。

培養酵母。緑茶みたいな入れ物に入って売っています。ブルゴーニュセレクションBIVBとか書いてあります。
水で戻して(?)一定の温度になると、勝手に増殖を始めます。で、投入。

去年「俺が摘んで俺が仕込んだ」ピノや、シラーなどの樽出しテイスティングもさせていただきました。マロラクティック発酵が終わった頃で、浩之さん曰く、「一番おいしくない時期」だそうです。プロは、これを飲んで、完成形をイメージします。その上で、これからのプロセスを決定します。自分には、製品になったクスダワインよりも暴れている感じ、というくらいしかわかりません。新樽に入れた物、古樽に入れた物でも味は違います。最終的にはこれをミックスします。
横では、シューベルトの奥様のマリオンさんが、一人で、リースリングの仕込み中。重い機械を動かすのも何もかも一人でやっています。すごい女性です。
夜は野郎二人でBBQ。

理想郷の出現
昨夜はいきなり楠田宅で夕食をごちそうに。
楠田家には14歳の男の子と9歳の女の子がいます。とても素敵な両親に大切に育てられている二人には、週に二日だけ、ビデオゲームで遊んでよい日が与えられます。で、昨日がその日。
ご覧ください。
Nintendo Wiiの前に、三人が陣取っています。

23歳の男、14歳の男、9歳の女です。会話を聞いていると、三人が完全に平等であることに驚かされます。
性別も年齢もバックボーンも、住んでいる場所も文字通り北半球と南半球と違う三人が、Wiiの前には100%平等なのです。キリスト教が、あるいは共産主義が、ついになしえなかった人類の究極の理想の姿が、この南極に近い小さな島の小さな町で現出しているとは!
Wiiがすごいのか、横田君がすごいのか。次から次へと出てくるおいしいワインに酔っぱらいながら、目の前に現出した奇跡にただただ瞠目する夜でした。
楠田家には14歳の男の子と9歳の女の子がいます。とても素敵な両親に大切に育てられている二人には、週に二日だけ、ビデオゲームで遊んでよい日が与えられます。で、昨日がその日。
ご覧ください。
Nintendo Wiiの前に、三人が陣取っています。

23歳の男、14歳の男、9歳の女です。会話を聞いていると、三人が完全に平等であることに驚かされます。
性別も年齢もバックボーンも、住んでいる場所も文字通り北半球と南半球と違う三人が、Wiiの前には100%平等なのです。キリスト教が、あるいは共産主義が、ついになしえなかった人類の究極の理想の姿が、この南極に近い小さな島の小さな町で現出しているとは!
Wiiがすごいのか、横田君がすごいのか。次から次へと出てくるおいしいワインに酔っぱらいながら、目の前に現出した奇跡にただただ瞠目する夜でした。
Martinborough到着
ほぼ定刻、現地時間の14時過ぎに、Wellington空港に到着。
機上から見た、南島北部の多島海です。

去年はこのすぐ北にある海峡を、北から南へは、サウンズエアーという10人ほどが定員のセスナで、南から北へは、フェリーで渡りました。
今回は、楠田家に、日本の調味料を差し入れするので、スーツケースの中には食品が入っています。オーストラリアやニュージーランドなどの島国(ひとつは大陸ですが)は、検疫が厳しいので、きちんと申告する必要があります。申告漏れが見つかると、けっこう大変な事になるそうです。陸続きのヨーロッパのようなわけにはいきません。
幸い、醤油、味噌などは別に没収の対象になることもなく、むしろ、検閲官のおばさんには、日本のミソはお土産には良いわね、こっちでは、お味噌は粉末だしね、とほめられてしまいました。
色々な事が案外さくさくと進みます。二回目という事もあります。次にどこに行って、何をすればいいのか、だいたいイメージが出来ていますので。借りる車が置いてあったすぐ隣が、あの懐かしの「4番ゲートは罰ゲーム」のsoundsairのセスナ乗り場です。

車を借りてまず向かうのが、ここ、Regional Wines。

中央の、窓が光っている車が今回のレンタカー。初ヒュンダイです。
それはともかく、ここで生ビールを買います。十種類以上のラインナップです。


こんな感じで、自分で生ビールをつぎます。銘柄にもよりますが、やや高めのビール2リットルでおよそ千円。今日の為替レートは、だいたい1ドル68円くらいのようです。去年は確か56円前後だったので、随分損した感じはありますが、それでも安いです。
次に、Upper Huttという町で、ちょこちょことした物を買って、更に車を走らせます。峠道に入ると、時々展望エリアのようなものがあります。去年ここを通った時は既に暗くなりかけていたので、素通りしてしまったのですが、せっかくですからちょっと車を止めてみたりします。

それから、(確か)リムタカ峠を越えると、Featherstonという街。街に入る直前を国道2号線から53号線に道をとれば、Martinboroughはもうすぐそこです。

懐かしの、Claremont。屋根だけ見えて、屋根窓が四つある建物の、左から2番目の部屋が、今回の僕の部屋です。今回はここに5泊します。
この窓からみえた夕焼け。

機上から見た、南島北部の多島海です。

去年はこのすぐ北にある海峡を、北から南へは、サウンズエアーという10人ほどが定員のセスナで、南から北へは、フェリーで渡りました。
今回は、楠田家に、日本の調味料を差し入れするので、スーツケースの中には食品が入っています。オーストラリアやニュージーランドなどの島国(ひとつは大陸ですが)は、検疫が厳しいので、きちんと申告する必要があります。申告漏れが見つかると、けっこう大変な事になるそうです。陸続きのヨーロッパのようなわけにはいきません。
幸い、醤油、味噌などは別に没収の対象になることもなく、むしろ、検閲官のおばさんには、日本のミソはお土産には良いわね、こっちでは、お味噌は粉末だしね、とほめられてしまいました。
色々な事が案外さくさくと進みます。二回目という事もあります。次にどこに行って、何をすればいいのか、だいたいイメージが出来ていますので。借りる車が置いてあったすぐ隣が、あの懐かしの「4番ゲートは罰ゲーム」のsoundsairのセスナ乗り場です。

車を借りてまず向かうのが、ここ、Regional Wines。

中央の、窓が光っている車が今回のレンタカー。初ヒュンダイです。
それはともかく、ここで生ビールを買います。十種類以上のラインナップです。


こんな感じで、自分で生ビールをつぎます。銘柄にもよりますが、やや高めのビール2リットルでおよそ千円。今日の為替レートは、だいたい1ドル68円くらいのようです。去年は確か56円前後だったので、随分損した感じはありますが、それでも安いです。
次に、Upper Huttという町で、ちょこちょことした物を買って、更に車を走らせます。峠道に入ると、時々展望エリアのようなものがあります。去年ここを通った時は既に暗くなりかけていたので、素通りしてしまったのですが、せっかくですからちょっと車を止めてみたりします。

それから、(確か)リムタカ峠を越えると、Featherstonという街。街に入る直前を国道2号線から53号線に道をとれば、Martinboroughはもうすぐそこです。

懐かしの、Claremont。屋根だけ見えて、屋根窓が四つある建物の、左から2番目の部屋が、今回の僕の部屋です。今回はここに5泊します。
この窓からみえた夕焼け。

Sydneyに着きました
快晴。空は抜けるように青いです。
といっても、空港を一歩たりとも出ません。あと30分ほどでWellington行きに搭乗です。
七つの交通機関を乗り継いでたどり着くMartinboroughですが、順調に5つめまでをこなし、道ようやく半ばを過ぎたところです。
機内で見た「マイレージマイライフ」、穴だらけの脚本が痛かったです。「シャーロックホームズ」はそれなりに楽しめましたが、おかげでちょっと寝不足。
空港構内で30分8豪ドルでWiFiにコネクトです。
去年は携帯使って痛い目にあいましたので、基本携帯は使いません。
といっても、空港を一歩たりとも出ません。あと30分ほどでWellington行きに搭乗です。
七つの交通機関を乗り継いでたどり着くMartinboroughですが、順調に5つめまでをこなし、道ようやく半ばを過ぎたところです。
機内で見た「マイレージマイライフ」、穴だらけの脚本が痛かったです。「シャーロックホームズ」はそれなりに楽しめましたが、おかげでちょっと寝不足。
空港構内で30分8豪ドルでWiFiにコネクトです。
去年は携帯使って痛い目にあいましたので、基本携帯は使いません。