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ぶがじらうの入院について

敬愛するzenさんからご指摘をいただました。

>前のでりたらうもそうですが、買ってからまだそんなに経っていないのに入院(故障、不具合)が多すぎではありませんか?
 いくら中古でもこれはありえないと思うのですが・・・?

でりたらうもぶがじらうも一応中古とは違うんですが、川井さんのところに長いこと置いてあったりで、多少問題が出てきていたのかもしれません。
それはともかくとして、多分、自分が神経質すぎるんだろうと思います。それに今回の入院は、前回退院したときにもちゃんと治っていなかった箇所です。ピッチが不安定なリードが二つほど、立ち上がりの悪いリードが一つ二つです。立ち上がりはともかく、ピッチが不安定なのは困ります。
その時は、安田さんの「ひとまずこれで使ってみてください」というお言葉で、まあだましだましいけるとこまで行こう、と思って持って帰りましたが、演奏していても、やっぱりずっと気持ち悪くて、半月ほど人前での演奏がないこのスキに最低限気になる所だけでも直してもらおう、と思って入院させた様な次第です。

よくわかっていないのですが、多分、リードのクオリティの問題なんだろうと思います。
そんなわけで、今、最高級リードを搭載した新しいアコーディオンを川井さんの所に発注しています。今のところ、Brandoniになりそうな気配です。

ぶがじらうまたまた入院

ぶがじらうまたまた入院です。
最後に退院してきてからも、ある程度妥協しながら演奏していたのですが、やっぱりどうしても気になる所だけ、二カ所に絞って、安田さんにお願いする事にしました。

明日取りに行くので、今日は一日全く楽器を触れない事になります。こんな事は実に久しぶりです。

第41回漫画展


15年ほど前まで「たのしいきょうしつ」でお世話になっていた、中森コーコさん達の漫画展です。
大阪を代表する漫画家達が、毎年1月の終わりの一週間、こうして集まって、展覧会をするのです。一応、二年に1回くらいは顔を出しています。
それぞれに個性的な漫画は、一瞬見ただけで笑えるものから、大河ドラマの様な大作まで様々で、誰が見ても楽しめること請け合いです。
梅田の茶屋町画廊で、31日までやっております。梅田で待ち合わせなどがある人は、ちょこっと足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

Finale2009

届きました。
満月倶楽部を始めるまでは、譜面なんてほとんど書いたことがなかったのですが、今では不可欠なソフトになっています。といっても、毎年アップグレードして、新しい機能もついて、使い方がどんどん変化していって、とてもフォローは出来ていません。全体の機能の数%位をどうにか使っているような状態です。
今回のおまけがこれです。


今朝は自分の寝言で目が覚めました。男の人に追いかけられている夢です。
「こわいよーたすけてー」と情けない裏声で叫んでいるその自分の声で目が覚めました。ああ夢でよかった。
画面の隅に、11年前に死んだ父がいました。
最近、彼、出演頻度高いです。

味集中システム

数年前に福岡に行ったとき、「一風堂」と並び称される博多ラーメン店「一蘭」のラーメンを食べました。

この店は、実にユニークな「味集中システム」というものを導入しています。
店内に足を踏み入れると、席はカウンターのみ、しかも、一席ずつ仕切りがしてあって、隣の人を見ることが出来ないようになっております。「私語厳禁」といった張り紙もあったように記憶します。カウンターの向こうにはかなり低い位置にのれんがあり、出来上がったラーメンを持ってくる店員の顔が見えないようになっています。
のれんの奥からずずいと差し出されるラーメンを、誰の顔も見ずに、誰とも会話をせずに、ただただ味に集中して食べなければいけません。
これが、このラーメン店の開発した、驚愕の「味集中システム」です。

当時既に、首都圏方面には何軒か支店を出していたのですが、関西にはまだお目見えしていませんでした。みんなでわいわいがやがやと食べるのが好きな大阪にはなじまないやろなあ、と思ったのを覚えています。
その一蘭がいつの間にかに、道頓堀のほとりに進出していました。

「味集中システム」は果たして健在なのか、大阪人に受け入れられているのか。気になるところです。

僕が博多で食べた時は、なんだか、自分がブロイラーになったような、あるいは、いかがわしい店に来ているような気持ちになってしまっただけでなく、
「自分は本当に味に集中出来ているだろうか」
とそればかりが気になって、味どころではありませんでした。

ほっと一息

昨日のボネールさんで、満月倶楽部的に忙しい日々がひとまず終わりました。
次の演奏まで半月ほどあきます。
というわけで、ワインです。

先週のワイン教室はローヌ渓谷だったのですが、昨日はそれの復習ローヌ三連発です。

左から、
06Domaine Pierre Usseglio & Filsシャトーヌフデュパプです。グルナッシュメインで、黒ブドウばかり6種ほど使ったワインです。
07Domaine De La Mordoreeのタヴェルロゼ。ロゼですが辛口です。こちらもグルナッシュ主体。
そして一番右が、
06Cote-Rotie Rassenonと書いてあります。作り手はYves Cuilleronかな。発音できませんが。シラーが90%以上に、数%のヴィオニエが混ざっています。
ローヌというと割と荒々しい印象があったのですが、この三本は違いました。ローヌによく見られる(ような気がする)腐敗酵母臭もなく、とてもきれいなワインでした。
シャトーヌフデュパプは、酸低め、アルコール高めのまろやかな味わい。納豆香が取れました。ナットウ香は何由来でしょう。酵母系でしょうか。
タヴェルロゼは、繊細だけれどロゼにしてはしっかりとしていて、もし酸が強ければ上質のピノと間違えそうです。
でも一番美味しかったのがコートロティ。繊細で複雑でバランスも良かったように思います。
教室のテイスティングでいまいち理解できていなかった、グルナッシュとシラーの違いが、ほんの少しわかったような気がしました。ほんまに、はからずも、良い復習になりました。
Face to Faceさん、有り難うございました。

で、今日からは少しお酒を控えます。

堺筋倶楽部さん2days終了

お疲れ様でした。
二日間楽しく演奏する事ができました。

昨日はフレンチです。
控え室から、お料理とお酒の説明が聞こえてきます。宮城産の牡蛎に合わせるのは、ボランジェのスペシャルキュベのロゼ(多分、三日ほど前に飲んだやつです)、野菜料理には、アルザスの最初のグランクリュ、シュロスベルクのリースリング、とか、それを一応理解出来ている自分がすごいです。
ほんまに知識を教室で詰め込んでいるだけで、舌と鼻の方はいまだに幼稚園クラスなのですが、それでも、今までは全く引っかかってこなかったヨーロッパの単語達が、少しだけ理解出来るものになっています。


んで、肝心の演奏ですが、まあまあの出来、とでも申しましょうか、可もなく不可少し、ってかんじでした。
もっと精進する必要があります。

そして今日はボネールさん。
頑張ります。

パソコン復活

ハスラーさんのおかげです。ありがとうございました。
ハスラーさんはアコ仲間です。ボタンアコの大先輩です。僕たちの演奏も、まだまだむっちゃ未熟な時に何回か見に来てくれています。今でも未熟なことには変わりありませんが、あの頃に比べれば、大分マシな演奏が出来るようになったと思います。

それはともかく、昨日今日と堺筋倶楽部さんで演奏です。70年以上前に建てられた元銀行のビルはとてもレトロでゴージャスな空間です。
昨日はイタリアンということで、イタリア料理にイタリアワイン。僕たちの演奏も、なるべくイタリアっぽい曲をそろえてみました。今日はフレンチです。

オードブルから始まって、シェフが料理の説明をし、ソムリエがそれに合わせるワインの説明をし、という形でパーティは進んでいきます。
僕たちの出番は、メインの肉料理の時です。肉料理の説明とそれに合わせるワインの説明が終わってから、僕たちの演奏が始まります。

んーー。

肉料理と満月倶楽部の演奏は余り相性が良くないような気がします。皆様、お肉(もちろん、上にトリュフとか乗ってたりします)と、それに合わせたしっかり目のワインに対峙するのが精一杯で、とても音楽を聴く余裕はないように見受けられました。
そのあとデザートに移ると、お客様もすこし心の余裕が出てこられて、音楽を聴いていただいているなあ、と感じる事ができました。これはつまりは、同じ空気を共有している感覚でもあります。僕らの音楽は、肉料理よりはデザートに向いているのかなあと、そんな風に感じた夜でもありました。

これは結構大きなテーマです。
ワイン教室に通っている事と、満月倶楽部で演奏している事が、このあたりでリンクしてくる予感があります。

パソコン不調

キーボードがおかしくなりました。「Q」のキーを押すと「A」、「Z」を押すと「W」、その他いろいろ。
別のキーボードにつなぎ替えても症状は変わらないので;本体側の問題のようですが、お手上げ状態です。文字入力にも普段の倍以上の時間と神経を使います。

昨日のワイン教室はローヌ渓谷。いまだにさっぱりです。
で、今日から二日間が堺筋倶楽部さん、翌日ボネールさんと、忙しい日々が続きます。

淡路のビハーラ


介護老人福祉施設で演奏してきました。
ビハーラというのは、キリスト教のホスピスに対して、仏教系のこういった施設を指す用語らしいです。
玄関を入ると正面にお釈迦様、ホールの奥にも仏壇、その他にも仏様、という場所でした。無宗教の自分としては、すこし戸惑ってしまう部分も有りましたが、会う皆様の暖かいこと。
優しい笑顔で挨拶をしていただいて、とても気持ちよく過ごさせていただきました。

写真の様な手作りの舞台まで作っていただきました。初め、いつもと大分勝手が違うので、少し緊張しましたが、暖かい笑顔に包まれて演奏する事が出来ました。
聴きに来て下さった皆様、関係者の皆様、素敵な時間を有り難うございました。

ラカージュオフォール

観て参りました。
ゲイの家族を題材にしたミュージカルです。
市村正親、加賀丈史ともに良かったです。役者さん達が、演技を楽しんでいることが伝わってきました。
自分にとって、これはかなり大切な事です。

さて、今日から満月倶楽部も少し忙しくなります。
演奏を「楽しむ」事を忘れないようにしたいと思います。

明日は介護施設での演奏

昨日のリハーサルでは、ひとまず明日用の曲をさらってから、メトロノームに合わせた練習。
今までなんとなく演奏してた曲を、メトロノームに合わせて練習します。今まで自分たちがいかにアバウトにやってきたかがわかります。
お互いの中に、しっかりとしたリズム感、テンポ感を養わなければいけません。その上で、相手の音をしっかり聞きながら演奏する、このあたりが今年の課題です。
そういうことに気をつけていけば、演奏の質はおのずから上がってきます。

特に、ゆとりを持って、相手の音を聞くことが、アンサンブルにおいてはとても大切なことです。そんな当たり前の事を、少しずつ少しずつ実践して、今に至っています。

2月、3月の予定

少しずつ決まって参りました。詳しくは満月倶楽部ホームページをどうぞ。

今日は、今までのレパートリーに少し左手を足す作業。あと何曲か、そういう余地がありそうです。
アコーディオンを始めた頃は、到底不可能に思われた左手の運指も、今ならちょっと頑張れば出来るようになってきている場所がいくつかあります。
新曲を書くのもよいですが、たまにはこんな見直しも必要です。

それから、次のレゲエ風の曲では、左手だけでバッキングをしながら、右手で楽器を叩く、なんてこともやってみようかと思って練習しています。たかが2,4に入れるだけなのですが、結構手こずってます。ホンマにドラムやってたんか俺、と情けなくなります。あの頃は両手両足ばらばらに動かしていたのになあ。

ハリケーンポテト


近所のスーパーで見つけました。
端からかじりはじめると、ぐるぐるとどこまでも食べ続ける羽目になります。
味は普通です。

そして現実の世界へ

今日はワイン教室です。
「アストロ球団」のように超人的な能力を持った人が次々と出てきて、「ガラスの仮面」のように荒唐無稽な、韓流ドラマのように安っぽいストーリーが展開されるマンガの世界から、唯一の正解などどこにもない、現実の世界へ戻らなければいけません。

今日はアルザス。
高校の時、歴史で学んだアルザスは、常に「アルザス・ロレーヌ」地方でした。時にドイツ領になったりフランス領になったり、国家の力関係に翻弄され続けた土地です。

禁断の書


生まれついての天邪鬼です。子供の頃から、みんながする事はやらない、みんなが興味を持つことには興味を持たない、という傾向があります。

ワインに興味を持ち始めて二年ほどですが、それ以前にワインの世界を外から眺めて居たときは、漂ってくるスノビッシュな空気が大嫌いでした。やたらと高価なもの、名声の高い物を有り難がったり、知識を吹聴したり、よくわかっていないくせにわかった様な顔をしたり、そういう自分に酔いしれたり。自分はそういう態度が嫌いです。

ワインに興味を持つと、嫌でもこのマンガが自分の目の前に現れてきますが、どうも、ここからは自分の嫌いな匂いが漂ってくるので、敢えて避けて今日まできました。

ネット上の酒屋さんからは頻繁にDMが届きます。やれ「神の雫」で取り上げられたワイン入荷だの何%offだの。自分は、そんなことに左右されずに、自分の判断でワインを選ぶ事が出来るようになるために、ワイン教室に通っています。人気漫画に取り上げられたから、じゃあ買って飲んでみよう、って態度は自分とは非常に遠い所にあります。

ですから、読む気もなかったし、必要もないのですが、食わず嫌いもどうかと思いますし、貸してくれる人が現れたので、とりあえず最初の何冊かを読んでみる事にします。
僕の先入観が、勝手な僕の思いこみで、誤解であることを半ば祈りながら。

ワイン用ブドウの品種


ワイン用のブドウ品種は世界中に約10000種あるといわれています。その中でも比較的重要な800種が、写真のガイドに掲載されています。今まで、講義で出てきたものに絞れば、100種あまり、自分が飲んだ事のある品種といえば、50種を少し超えるかな、という程度です。

その品種の名前というのが、大抵はヨーロッパの言葉なので、覚えにくいことこの上なく、また長ったらしいものも多いわけで、テイスティングノートをつける時に、それがかなりやっかいです。
いちいち「カベルネソーヴィニヨン」「ソーヴィニヨンブラン」「ゲビュルツトラミネール」なんて、字を書いている途中でもう嫌になってきます。

そこで、なんとかアルファベット2文字で全ての品種、とまでは言わなくても、主要な品種くらいは表記出来れば、色々な事の進み方が少しは早くなるのではないか、と考えました。
とっかかりは簡単です。

カベルネソーヴィニヨン=CS
ソーヴィニヨンブラン=SB
ゲビュルツトラミネール=GT

この調子でずんずん行きますと、やがて壁にぶち当たります。
プティヴェルド=PVで、ピノタージュ=PTにしたら、プリミティーヴォはどうしよう。
あるいは、
ミュスカ、ミュスカデ、ミュスカデル、この子らどうしよう。ミュスカルダンなんてのもあります。

結局、2文字では無理なわけです。考えた末、最初の三品種のような、重要度の高いものは、なるべく2文字で、それで表しきれないものは、3文字目に小文字を足す事でひとまずの解決です。
それによると、

Petit Verdot(プティヴェルド)=PV
Pinotage(ピノタージュ)=PTg
Primitivo(プリミティーヴォ)=PTv
Muscat(ミュスカ)=MC
Muscadet(ミュスカデ)=MCd
Muscadelle(ミュスカデル)=MCl
Muscardin(ミュスカルダン)=MCn

という具合です。これで100種余りの省略表記法を完成しました。
とはいえ、これはホンのスタートです。まだ何かを成し遂げたわけでも何でもありません。覚えるのにはかなりの時間がかかりそうです。それに、覚えなければいけないのは品種だけではありません。産地、製造法、その他もろもろ、気が遠くなりそうです。

今年もスタートしました


昨日は今年最初のボネールさん。
メトロノーム練習の成果が少しだけど出たようです。今年は縦線強化年間にしましょう。一人で練習する時も、二人で練習する時も、メトロノームを使う時間をどどんと増やしたいと思います。

写真は高津宮のとんど祭り遠景。
毎年、普通の縁日の出店とは違う、かなりグルメな屋台でにぎわうそうです。大阪に15年も住んでいて、全然知りませんでした。いつもお世話になっている鷲谷商店さん、噂は良く聞くのだけれど、いまだに行ったことのないうずら屋さんなど、知る人ぞしる名店が目白押しです。
昨日は演奏があるので、長居出来なかったのですが、ちょっと色々食べてみたかったです。

23日と24日の堺筋倶楽部さんも、どうやらボツにはならない模様です。詳しいことはまだほとんど決まっていませんが。
それから来月のSoupleさんも決まりそうです。

今年初演奏

二年近くレギュラーで演奏させていただいている、帝塚山のボネールさんです。
気負うことなく、慢心することなく、臆することなく、ゆるやかに今年の演奏をスタートさせたいと思います。

これこれー

タクシー運転手刺殺容疑で逮捕 大阪・生野の無職男(共同通信) - goo ニュース

今日、車で近所の丸亀製麺に昼ご飯食べにいったらその途中で、内環沿いにテレビ局の車が何種類か止まっておりまして、カメラを持った人がざわざわと。どうも、内環の少し西側で何かがあった模様。

家に帰ってお昼のニュースを見ると、やってました。犯人の住所が小路東ということで、内環より東じゃん、と思いながら観ていると、去年11月24日の殺人現場が映ります。うちから歩いて5分ほどの、ちょっと飲み屋が密集する通り。そこにある串焼き屋にはその昔何度か行った事があります。あるとき、頼んでいたタマネギを忘れていたらしく、全部食べ終わってしばらく待っていたら、あわてて焼いたとみられるほとんど生のタマネギが串に刺されて出てきまして、それを最後に行かなくなったお店です。

むっちゃローカルな話ですんません。
うちの界隈は、犯罪の多い大阪の中でも、特にみみっちい犯罪の多い場所です。ひったくりとか車上荒らしとかしょっちゅう起きてます。でも人殺しまであったんですね。全然しらんかった。

Volnay畑違い


昨日は今年最初のワイン教室。
ロワールわかりません。つか、他もわかりません。樽もわかりません。赤系果実黒系果実わかりません。余韻の長さもわかりません。常に劣等生の自分ですが、更に追い打ち。

Volnay畑違い三種ブラインド。

答えから先に言いますと、同じVolnay村、同じヴィンテージ1999年、作り手も同じマルキ・ダンジェルヴィユ(かな)の畑違い。ちなみにどれもプルミエクリュ畑。つまりは、畑以外の差は極めて少ないと言えます。同じ村ですので、距離にしても数百メートルしか離れていません。このテロワールの違いでワインの味わいがどう変わってくるか、という話です。むっちゃ微妙なミクロクリマの世界の水平テイスティングです。

極めて貧弱な自分のテイスティング能力では、どれもがピノノワールであると言うことが、かろうじてわかった程度で、それ以上の事は全くわかりません。
そもそもVolnayってのがどのあたりなのかも全く知らなかったので、その中の畑違いと言われても、それこそ自分がそこにいるのが畑違いのようなもんです。それでも、味が違う事はわかりました。
南の方、Meursaultに近い方は、石灰質が浅くなってくるので、より硬質なワインになるそうです。
こんな事を繰り返していくしかないんでしょうね。

そうは言っても、自分の味覚嗅覚が人より劣っている事は論を待ちません。いつもいつも劣等感で一杯です。でもええねん。のんびりやっていくねん。劣等生を楽しんでやるぜ。みなさんご迷惑をおかけしますが、どうぞ見捨てずにこれからもよろしくお願いします。

今日からワイン教室

再開です。
いろいろな事が少しずつ日常に戻って来ています。お正月も終わりです。

今日はロワール。フランスの産地の中でも、(多分)最も広く、最も混沌としている場所です。ボルドー、ブルゴーニュ、ローヌなんかに比べると、お目にかかる事も少ない気がします。つまりは、やっかいな地域ということです。

夜は飲む事になりそうなので、家を出る前に、少し練習をして行くことにします。

今年初リハーサル

でした。
ちょっとメトロノーム練習なぞ。これは、毎日毎日体にテンポが刻み込まれるまで続けないとなかなか自分のものになりません。でも、自分の中に正確なテンポが出来てしまえばしめたもの。そうなるのに何ヶ月もかかりますけど。
それに、ずーっとメトロノームでリズム練習だけ、ってわけにもいきません。

41曲になるレパートリーを1回ずつおさらいするだけで、三時間近くかかります。クリスマスシーズンまでは、5曲のクリスマスソングははしょります。それでも、毎日1回ずつおさらいは出来ていません。新しい曲もどんどん増やしていきたいけれど、今までの曲のクオリティも上げていきたいし。

ついつい気持ちはあせってしまうのですが、気長にいきましょう。

AvenueQ


去年West Endで観てきたミュージカルです。
元々はブロードウェイ発のミュージカルで、2004年のトニー賞受賞作です。「大人のSesame Street」などと呼ばれたりもしました。写真のように、パペットと生の人間が混在している不思議なミュージカルです。

ポップでキャッチーなナンバーに乗せて歌われるのは、大爆笑、だけど少しシニカルな歌詞。
タイトルを見るだけで、その面白さの片鱗はうかがえます。
「It sucks to be me」
「Everyone's a little bit racist」
「Internet is for porn」
などなど。

Showの最後を飾るナンバーは
「For Now」
人生うまくいかない時もあるけれど、それがずっと続くわけじゃない、良いことも悪いことも、only for now、というような内容の歌です。言わば、人間万事塞翁が馬、一喜一憂せずに気楽にいこうよ、みたいなことやと思います。
その歌の一節に
"George Bush is only for now"
と言う部分があります。全員が憎しみを込めて彼の名を叫びます。

さて、その彼もついに任期を全うして退任という事になるわけですが、さあ、この歌詞は変えるのでしょうか。半年もしたら、Barack Obamaで全く違和感が無くなったりしてしまうのでしょうか。それともやっぱりG.W.Bushは歴史に残るほどダメな大統領だった、と言うことになるのでしょうか。

突然の来訪者

は、お隣に住むおばあちゃまでした。
お孫さん(多分)が音楽をやっているのだけれど、ちょっと聴いてみてアドバイスを頂けないか、と言うのです。

「うちの隣にな、偉い音楽家の先生(僕の事です)住んではるさかい、ちょっと聴いてもらったげるわ。」
「いいよ、ばあちゃん。自分らは自分らでやってくから。」
「まあそういわんと。ばあちゃんも心配なんや。聴いてもらって、ここはもっとこうした方がええとか、色々言ってもらったら為になるやろ。」
「そんなんええて。恥ずかしいことやめてや、ばあちゃん。」
「そうかて、もうお願いしてしもうたがな。はよCD送りや。」

とまあこんな会話がなされたのでしょう。そして今日の夕方そのCDとチラシなどが手元に届きました。3曲入りのシングルCDです。

うーん。

メロディも歌詞もなんとなーくだらだら続いている印象。耳を引く部分がない。
歌も凡庸。男性ボーカルの高音部分が気持ちよくない。コーラスアレンジもなんというか行き当たりばったりで流れを感じない。コーラスのバランスも良くない。楽器のバランスも悪い。キック出過ぎ。ベース張り切りすぎ、ちょっと浮いてるし。全体に縦線緩すぎ特にピアノ。ピアノの演奏が曲に合ってない。意味のないリズムのキメはやめましょう。ちゃんと出来てへんし。間奏も意味不明。メンバー間の役割分担も不明。本当に三人必要なのか。

等々、二回ほど聴いただけで色々と思うことはあるのですが、そんなことをおばあちゃんに言っても始まらないし、いや本人達に対してだって、よっぽどの事がない限り言う事はないでしょう。
それよりも、答えの見えない中、頑張って模索して、何か自分の表現を見つけようともがいている彼らを、どちらかというと応援したいと思ってしまいます。といっても、自分が出来ることって何もないんですが。
少なくとも、ここが良くない、ここもダメ、と欠点をあげつらねるような最低のマネだけはしたくないと思います。

近々おばあちゃまの所に行って感想なりなんなり述べなければなりません。困ったなあ。そもそも僕偉い音楽家の先生ちがうし。

おうちでお鍋


昨日は家に大勢集まって、お鍋しました。こんなに大勢の人が家に来るのは随分久しぶりの事です。
手前では、頂き物のカニでカニすき、奥ではすき焼きの二部構成です。

その前にワッシーズさんで、ワインの買い出し。
「カニすき用の白とすき焼き用の赤を一本ずつください」
白は、カリフォルニアの2007 Hawk Crest典型的なカリフォルニアのシャルドネです。

赤は、同じくカリフォルニアですが、コッポラさんのところの2007Director's Cut多分典型的なジンファンデルです。こゆいです。こちらは少し予算オーバーだったのですが、「すき焼きにはこれっ」て棚に書いてあったので、それにしました。

友人が持ってきた秋鹿のにごり酒もうまかったです。

皆さん、楽しい時間をありがとうございました。年に1回くらいやりましょうね。

ウィーンフィルニューイヤーコンサート

遅ればせながら、昨日観ました。
ビリージョエルみたいにハツラツとしてカッコよかったバレンボイムも、すっかり頭のはげ上がったおじいさんです。
彼のピアノは一度だけ生で聴いたことがあります。天才チェリストとの来日だったのですが、彼女の病気のために、急遽ソロリサイタルになってしまいました。最初の奥様だったのですね、ジャクリーヌ・デュ・プレ。

芝居っ気たっぷりに指揮棒を振る彼はもうすっかり巨匠です。
ある時は、指揮そっちのけでお芝居してます。楽団を信頼しているからこそ出来る事なのでしょう。
普通、クラシックのコンサートというと、どんなに小さな音を立ててもいけない、セキだってもってのほか、曲と曲の合間までは我慢しなければならない、という堅苦しい側面がありますが、この日ばかりは違います。ユーモラスな演技演出に、演奏中にもかかわらず、客席からは笑いがこぼれます。

そしてもちろん、最後はラデツキーマーチ。楽団におしりを向けて、聴衆の手拍子に対して指揮棒を振ります。こんな風に、演奏と手拍子が一体となったクラシックコンサートを僕は他に知りません。指揮者と楽団と聴衆がまさしく一体となって、同じ空気を、同じ感動を共有して、スタンディングオベーションの中、コンサートは終わります。
これは、良質のミュージカルのフィナーレを迎えたときと同じ種類の感動です。日本のミュージカルのような、お決まりのダブルコール、お決まりのスタンディングオベーションとは、明らかに一線を画するものです。

それはともかくとして、我々満月倶楽部も、お客様の手拍子の中、演奏を終える事が出来るような曲が出来ないかと、去年の暮れから譜面を書き始めたところです。そんなんアリかなあ、と少し不安だったのですが、「有り」です。意を強くしました。
譜面は半分位出来ているのですが、今の自分には難度の高いもので、しかもレゲエ風です。ハープとアコーディオンで、一体どれだけノリが出せるのか、全くの未知数です。こればっかりは音を出しつつ試行錯誤を繰り返すしかありません。もちろん、このままボツ、ってことも充分あり得ます。
ですから、まだ、満月倶楽部#042とは言えません。

一年の計は元旦にあり

今年の年末年始は異常です。
なんと既に100時間以上、足かけ二年間、お酒を飲んでいません。
そして、年が変わるまさにその瞬間にもアコーディオンの練習をしておりました。アコーディオンの神様、見ていてくれましたか。どうぞ今年も更に良い演奏が出来ますように。

それから新曲の譜面書きなど。
満月倶楽部#041は、21日の介護老人施設でのボランティア演奏に向けて、日本の曲をいっぱつ。
「浜辺の歌」です。
ハープで伴奏をして、アコーディオンでメロディを弾くのが一番収まりがよいのはわかっているのですが、どうもそれだけでは面白くないし、多少荒削りなアレンジでも変化をつけていきたい、と考えてしまいます。
そうして色々と試行錯誤して音を出しながら、より高い地平でのアンサンブルを目指しているつもりなのですが、なかなかうまくいきません。

満月倶楽部として

あけましておめでとうございます。
昨日のは完璧に個人の話でございました。ときどき、これが満月倶楽部のブログだという事を忘れてしまいます。気をつけなければいけません。

何度も書きますが、満月倶楽部としても、ようやく目鼻がついてきたといいますか、ほんの少しだけですが、落ち着いて演奏が出来るようになってきて、多くの人たちに聴いていただきたい、ってすこーしだけ思えるようになった2008年でした。

今年、2009年は、更に一歩進んで、と言いたいところですが、ここは一つじっくりと自分たちの立ち位置を見据えて、より良い演奏が出来るように、練習に励みたいと考えています。
アンサンブルに問題が有るところはまだまだたくさん有ります。リズムの立て直しも必要です。もちろん、個人的にも課題は山積みです。これらのことを、のんびりと、楽しみながら少しずつ解決出来る1年にできたらなあ、と思っています。
今年の抱負は、「謙虚に、初心を忘れずに、精進を続ける」、です。

あと、少しだけ活動範囲を広げてみたいです。僕たちはほとんど大阪市内から出たことがありません。東京へ演奏に行く機会なんかないものでしょうか。
いやいやまてまて。あせるな自分。もっともっと上手になってからでも良いではないか。
やっぱり今年はじっくり足もとを固める年にしましょう。

謹賀新年


みなさま、あけましておめでとうございます。
お正月はいかがお過ごしでしょうか。僕はなんとお酒抜きで迎えてしまいました。こんな事は20年来なかった事です。

今年の抱負というか、半ば義務とでもいいましょうか、お酒を減らす事です。去年の休肝日は83日。12月に入って人間ドックの結果を見てから、かなり追い込んだのですが、目標の100日には及びません。
今年はもう少し厳しい数値目標が必要です。週に三日、150日の休肝日を作ることをここに宣言いたします。
今日も明日も抜くぜ。

近所の神社は平成の大改修の真っ最中でした。
買ってね
2012までのストレッチマン音楽集です。未発表曲もあるでよ。
The Backstreet Shinings
スクエアの劇団内バンド「ザ・バックストリートシャイニングス」のデビューCDです。

満月倶楽部
ハープとアコーディオンのデュオ、「満月倶楽部」もよろしく。レパートリーは60曲に達しました。
満月120
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佐藤心

Author:佐藤心
「ストレッチマン」などの音楽を作っている、佐藤心のブログです。
舞台の音楽もやってます。

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