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ひとときの休息

スープルさん2daysはとても楽しく演奏出来、お客様にもお店のスタッフの方々にも喜んでいただいて、自分たちとしても、またほんの少しですが、ステップアップしたなあ、という気になりました。道のりは険しいですが、徐々に、徐々に良くなってきていることを実感しています。ほんの少しですが、自信もついてきました。

これから、20日ほど演奏がありません。
その間、本業の方も忙しいのですが、その合間を縫って、次のアルキミスタさんとファルファッレさんでの演奏に向けて、クリスマスソングを仕込みます。

12月19日、アルキミスタさんでクリスマスソングを演奏すると、念願のボタンアコ完全移行終了、と言うことになります。
実際には既に四ヶ月ほどピアノ式は触っていないのですが、レパートリーを全て人前で演奏した時を完全移行と位置づけておりましたので、クリスマスシーズンを待つことになりました。
新年の誓い、達成は間近です。

夕べ飲みに出た帰りに、銀杏拾ってきました。

少し臭かったですが、きれいに洗って、煎って、わずかに塩をふって、コノスルの泡とともにいただきました。
新兵器のおかげで、スパークリングワインのフルボトルも気軽に開けることが出来るようになりました。

スープルさん終了です

昨日は、ワイン教室の先生や同級生が来てくれました。
普段教室で会うのとは全然違うシチュエーションなので、むっちゃ緊張します。それでも、大きな拍手で盛り上げていただいて、楽しい時を過ごす事ができました。
遠く埼玉からpermerhuseさんも来て下さいました。僕の記憶が正しければ、彼は五回目です。でも、ボタンとは初のご対面でしたね。いつもありがとうございます。

演奏の方は、第一部の最後「芸術の旅人」のソロに入る時までは、かなりいい調子で、お客様の反応も気持ちよかったのですが、ある瞬間に頭真っ白になってしまいました。それまで押さえつけて、無理に忘れようとしていた緊張がどどっと溢れてきて、手が震えてきました。あれだけ長いこと復帰出来なかったのは久しぶりです。ああいうことはいけません。演奏中の自分の気持ちをコントロールすることの大切さを改めて感じたような次第です。

それでも全体的には、暖かいお客様に囲まれて、昨日よりも気持ちよく演奏できました。来て下さったお客様、ワッシーズの皆様、本当にありがとうございました。
もっともっと精進しますので、またよろしくお願いします。

演奏が終わってから、待望の月印のワインと料理を頂きました。迂闊にも写真を取り忘れたので、写真はこれです。



楠田先生おっしゃるところの、世界最高のソーヴィニヨンブランの作り手、デュディエ・だぐのー(やったかな、彼は割と最近亡くなられたそうです)の遺作とも言えるワイン(かな?)です。五線譜のラベルも楽しいですね。

香りは限りなく青草。でも飲むと、南方系の果物の香りすら感じる豊かな味わい。いろんなワインがあるのですね。
料理もお酒も本当に美味しかったです。スープルの皆様、本当にありがとうございました。ごちそうになりました。またやりましょうね。ブラン君にもよろしく。

スープルさん初日終了


今回はかなり企画ものです。
満月を模したメニュー。

・フォアグラのムースと半熟卵 ブリオッシュ添え ¥1,000
・そば粉のガレット 満月風目玉焼き添え ¥1,000

エチケット(ラベルのことだよん。最近知りました)に月が描かれているワイン。

・ルナ ピノ・グリージョ (カリフォルニア白) ¥1,000
・ヴァレー・オブ・ザ・ムーン ジンファンデル (カリフォルニア赤) ¥1,000
・エクリプス (オーストラリア赤) 3,000⇒2,000
・ルナ カント オークション・ボトル (カリフォルニア赤) 3,500⇒2,500

かなりお得かも知れません。いや、お得とか損とかそう言うことではなく、このワインダイニングならではの遊び心が素敵です。満月倶楽部の演奏を聴きながら、満月を模したお食事と、月に関連のあるワインを頂くという趣向です。
ユニット名を満月倶楽部にして良かったなあ、と改めて思った瞬間でございます。

昨日はさっさと帰ってしまったのですが、今日は演奏終了後に、そういったワインを頂こうと考えております。

で、肝心の演奏はというと、一進一退を続けております。こういう事を繰り返して少しずつでも上達しているのではないか、と希望的に考えているのはいつもと同じです。(S)

スープルさん2days

いよいよ今日と明日はWassy's Dining Soupleさんでの演奏です。
今回は、おしゃべりもしなければいけません。夕べお酒を抜いて、ネタを繰ってみたのですが、気の利いた事はしゃべれそうにありません。
いつにも増して緊張しそうですが、しっかり演奏したいと思います。

詳しい情報は、こちらから。
http://www.wassys.co.jp/event/index.html

そしてついに満月倶楽部としてYouTube

デビューはHeart Moonという曲です。



先月作ったデモCDの中の一曲です。
曲解説は、
「満月の夜、安物のデジカメで月を撮ってみたら、手ぶれのせいでハート型の月になっていました。そんな少しチャーミングな夜に。」
と、こんな感じでございます。


今こうして聞いてみると、ややせわしない感じがします。もっともっとゆったりと演奏するように心がけましょう。

画像は、曲の元となった写真を適当に動かしただけのものです。アップしたいのは音だけなのですが、こうしてYou Tubeでアップするのが多分一番簡単だったので、30分ほどで超簡単なイメージVを作ってみました。
曲に関する感想、ご意見など是非よろしくお願いします。

そして今日は人間ドック

毎年、六月か七月頃に行っているのですが、今年は随分とずれ込んでしまいました。
去年の記録を見ると、体重はなんと69.4kg。今より5キロ近く少ない様です。
あの頃は散歩も日課にしていたし、飲み食いも今ほど激しくはなかった気がします。

酒量もかなり増えましたが、ビールの量は激減しましたので、尿酸値は少し良くなっている期待は持てます。それ以外は悪化の一途です。

本当は昨日もお酒を抜かなければいけなかったのですが、昼間にワイン教室で多分100cc以上は飲んでしまっています。もちろん夜は抜きました。午後八時以降は絶食なのですが、夕食を食べ終わった時には八時四分でした。まあこれはご愛敬で。

またカメラ飲んだりつっこんだり、そんなことにならなければよいのですが。(S)

昨日はボネールさん

連休の初日とあってか、比較的お客様が多かったです。演奏の方は、徐々にですが、良くなって来ていると思います。

で、今週の木金とスープルさんで演奏があるので、ワイン教室は今日の朝10時のクラスに振り替えです。
そんなわけで、朝の11時からワイン飲んでしまいました。


それにしても、本当に、さっぱりわかりません。赤四種類、匂いをかいでも、一つを除いて違いがほとんど認識できません。普段あまり飲まない様な品種もあるので、品種を特定できないのは無理もないとしても、交互に匂いを比べて違いが認識できないというのはこれはかなり致命的です。
実際に口に含む頃には、少しの違いが出てきます。それでも、なんとなく「違うな」という程度です。

いまだ赤系果実と黒系果実の区別も付きません。以前ジャムを買って少しなめたりしましたが、ワインの味とは結びつきませんでした。
今回は、酸味が強いか渋みが強いかすらわかりませんでした。なにせみんなほとんど同じに感じてしまうのですから。
ざらっとしたタンニンとかも全くわかりません。
余韻の長さも全くわかりません。何秒で余韻が消えるかなんて、全然見当もつきません。一体どの時点で「消えた」と判断するのか。まあ、たまに「豊かな余韻だなあ」と思うワインがないわけでもないので、その辺がとっかかりになるのでしょう。
更には、今回は、ステンレスタンク使用の白ワインに樽を感じ、新樽100%の白からは樽の香りが取れませんでした。

などなど、とにかく壊滅的に、徹底的に、絶望的に、何もわからないわけですが、それでも落ち込むのはやめました。そもそも、40何年も野蛮な生活を続けてきたわけです。他の人と同じようになど出来るはずもありません。スタートが違いすぎます。
いきなり大学の授業に放り込まれた幼稚園生のような気分ですが、気長にいこう、と今は思っています。

いや、いきなりとちゃうな。大学の授業に放り込まれて1年ほど経つ幼稚園生のような気分です。


でも、進歩した事もあります。
以前は、しっかり味わおう、色々な味を感じ取ろうと思い、何度も何度もワインを口にしました。誰かが「これこれの味がする」などと言ったら、どれどれ、とまたワインを飲みました。そんなことを繰り返しているうちに、約50ccのテイスティング用のワインが無くなってしまう事もしばしばでしたが、最近はそんな事は減ってきました。

わからんもんは、何度飲んだって、どれだけ飲んだってわからんのだ、ということがわかってきましたので、テイスティング時に飲むワインの量が減ってきたということです。(S)

ワインの注文の仕方

先日、串料理屋さんでのこと。
まずはビールを飲んで、次に白ワインを飲もうと思い、お店の女の人に言いました。
「すいません、白ワインをグラスでください。」
すると彼女は
「どんな感じのがよろしいですか?スッキリ辛口とか・・・・」
と聞いてきます。そこで、
「どんなのがありますか?」
と尋ねると、
「いえ、どんな感じが良いか仰っていただければ。スッキリ辛口とか・・・・」
僕は30秒ほど沈黙ののち、
「ビールください。」

いくつかボトルを見せていただいて、その中から選ぶというのは、許されない事なのでしょうか。

また、その少し後に、隣に座っていたお兄さんが、カウンターの向こうにいる大将に、
「なにか、美味しい白ワインをください」
と言いました。すると大将は、間髪を入れずに、
「全部おいしいですよ。」
と。
沈黙した彼は、僕と同じ道を選びました。

まあ、お店としては、まずいワインなんて置いていないんだ、という自負もあるでしょうし、あるいは、好みも言わずにどうやって選べというんだ、という思いもあるでしょう。それはわかります。

でもね、わかんないのよ本当に。さすがに僕は1年もワインを勉強してきたから、ほんの少しの知識はついているけれど、隣のにいちゃんは1年前の僕です。
甘口ってどんなんか、辛口ってどんなんか、さっぱり目ってどんなんか、しっかり目ってどんなんか、そんなことすらわからないんですよ。
そういう人はワイン飲んだらあかんのかなあ、って気にさせられます。

あるいは、
「あのーすいません。僕、ワインとか普段ほとんど飲まないしー、せいぜいクリスマス?に?シャンペン?ん?シャンパン?ん?一緒?とにかくそんなん飲む位でー、つーか普段はビールばっかりでー、ワインとか全然よくわからないんで、甘いのってどんなんか、辛いのってどんなんか、さっぱりってどんなんか、しっかりってどんなんか、とかそんなことすらよくわからないんですよお。でも、まあ、せっかくですので、ちょっと白ワインなるものを飲んでみたいんでー、なにか初心者向けに、美味しいと思うお勧めのものがあれば一杯ください。」
って、全部あらいざらい告白しなければ、ワインを飲めないのでしょうか。特にとなりのにいちゃんは、女の子と二人で来てるわけですよ。少しは良いカッコだってしたいかもしれません。そんなことすら許されないのでしょうか。

敷居高いなあ。と思った夜でした。(S)

ぽんしぇびな夜

昨日のワイン教室は、オセアニア。オーストラリアとニュージーランドです。
極めて巨大に機械化された収穫から醸造のプロセス。科学的に計算されつくしたアプローチと、徹底した作業の合理化。これらを武器に、安価で良質のワインを大量に作るオーストラリア。
対して、気候条件にあまり恵まれていないニュージーランドは、少量高品質の道をたどっています。「Isabel」というワインは、なるほど、これがニュージーランドのソーヴィニヨンブランか、とうなるほどの芳醇な香りと味わい。長く残る青草系の余韻も決して不快なものではありません。

クラスのあとは、また数人で実地研修です。
昨日は心斎橋にある「ぽんしぇび」というお店。北海道直送のししゃもが刺身でいただける、という事でおじゃましたのですが、残念ながらそれは叶わず。でもそれ以外のお料理もおいしかったです。ワイン教室の仲間ですから、普段はワインとそれに合う洋風の料理をいただくわけですが、昨日は珍しく和風でした。


で、飲んだものは、「ぽんしぇび」です。
「ぽん」酒、「しぇ」りー、「び」ーる。お酒はこれしかおいてません。チューハイライムとかカシスオレンジとかの手合いには縁のないお店です。潔さ、良し、です。
ここで、びしぇしぇびしぇしぇしぇぽんびしぇしぇしぇ、てな感じでいただきました。ワイン道は奥深く、そして広いです。(S)

堺筋倶楽部

昭和7年に建てられた元京都共栄銀行の建物をそのまま使ったという、堺筋倶楽部というレストランが大阪にあります。一階正面奥の大金庫がそのままワインセラーになっているのもおしゃれなお店です。
そのレストランの四階にあるパーティルームで、ボジョレーヌーボー解禁のパーティがありました。

90人ほどのお客様が集まりました。
まずは開宴からしばらくBGMを。それからテイスティング会があって、そのあとに、第二部として、短くMCなんかも混ぜて、オリジナルを数曲。
お酒を飲むためにやってきているお客様ですから、どんどん賑やかになっていきます。開場前に一応マイクチェックなどはしていたのですが、あくまで、生音をフォローする程度の発想でしたので、とても対応できません。お互いの音を聞くのも困難な中で、どうにか演奏を終えました。

いい勉強になりました。ああいう中で、相手の演奏をどうやってしっかりと聴くか、自分の中の集中力をどう維持するか、など、課題を与えていただきました。そういう点でも自分はまだまだまだまだまだまだまだです。どんな環境でも、ちゃんと演奏できなければいけません。
集中力がとぎれて、ミスをしてしまったけど、お客様はほとんど聴いていらっしゃらなかったんで、ラッキー、なんてのは卒業しなければいけなかった筈です。

そんな素敵な機会と、こんな素敵な控え室

を提供してくださった堺筋倶楽部さん、ありがとうございました。

演奏のあとには、ちょっとモンテラートさんに寄って、一応ボジョレー飲んできました。どこの畑の、誰が作ったものかはわからなかったんですが、軽くてフルーティで飲みやすいボジョレーヌーボーでした。(S)

ボジョレーヌーボー解禁日には

堺筋倶楽部さんで演奏です。
大阪でも、あちこちでパーティが開かれているようです。
Wassy's Dining Soupleさんさんでは昨夜、カウントダウンパーティをやっていたようですし、他にも、そんな話をちらほらと聞きます。
普段ワインをあまり飲まない方達にとって、ワインに親しむ良い機会です。値段もそれほど高くはありませんし、是非トライしてください。よかったら堺筋倶楽部にでもお越し下さい。
僕はといえば、夕べは日付が変わる前に寝てしまいましたので、まだ飲んでません。

去年は、モンテラートさんでのパーティに参加しましたが、今年は演奏があるので難しいかもしれません。

久々のワイン会


昨夜は、某氏宅にて8名でワイン会。
次から次へと出される贅沢なワイン、素敵なお料理。めまいがします。
ワインを学んでいる者としては、本来ならば、これらを一つ一つチェックして、テイスティングノートをつけていかなければならないのですが、なかなかそれも難しいです。ついつい楽しんでしまいます。

終電で帰ろうと思っていたのですが、主の懇願(?)に負けて、結局おいとましたのは午前二時。
長居してしまいました。参加した皆様、美味しくも楽しい時間をありがとうございました。(S)

こわいおじさん

先日、セブンイレブンでの事。

飲む前に、とウコンを手に取り、レジに並びました。その時並んでいたのは、親子連れ、その後ろにおじさん一人。親子連れが中華まんだのややこしいモノを頼んでいるようです。で店員は女の子一人。
あたふたしています。慣れていないのか、手際は悪いです。「この店に、この子一人、ってのはありえんやろ」と思っていると、僕が並んでしばらくしてから、ようやく彼女は助けを求めに控え室(?)へ駆け出しました。

その頃には僕の前に並んでいたおじさんは限界突破していたようです。彼女がヘルプを求めに走るのと前後して、自分が持っていた品物を、最初の親子連れのお客様越しに、どん、とカウンターの上に置きました。

そして走ってくる店の女の子と、もう一人の店員B。二つめのレジに到着した店員Bが「先のお客様どうぞこちらへ」と言ってもおじさんは動こうとしません。
後ろに並んでいる自分としては、そのおじさんを追い越してゆく選択肢もありましたが、彼もいらいらしているようですので、
「どうぞ、先行ってください。」
です。

するといきなりおじさんは店員Bに怒鳴り始めました。
話を聞いていると、さきほど、どん、とカウンターの上に置いた品物を、隣のレジに運ぶのはお前らの仕事やろ、という事のようです。
「おまえらの都合で、レジを替わったのだから、お前らがその(ささやかな量の)商品(カップ麺一つと缶ビール一本)を隣のレジに運べ」と。
首をすくめる僕と、前の親子連れ。
やがては、
「もっと済まなさそうに謝れ」
とか言ってます。

まあね、いらいらした気持ちはわかるのよ。確かに女の子はどんくさかったし、もっと早くヘルプを呼ばなければいけません。それに何より、「お待たせして申し訳ありません」の一言が必要だったとは思います。

でも、そのいらいらの発散の仕方というか、解決の仕方が、ちょっとどうしようもないくらいに、情けないです。ただ待たされてイライラしただけやん。それをもっとストレートに伝える方がまだマシです。

もう少し積極的な解決策として、一番有効なのは、自分の気持ちをどうにか別の方へ向けることでしょう。
「この子は、たまたま体の調子が悪いんだ」
とか
「まあ、こういう日もあるさ」
とかいろいろ。

自分の気持ちの中に解決策を求められないのなら、ちょっと事は大変になってきます。
たとえば、もう二度とこのセブンイレブンでは買わない。
近所に住んでいてそれが無理なら、原因の究明から始めなければいけないかもしれません。
店にいるのが一人っていうのはどうなのか、店員の教育はどうなっているのか、オーナーに直談判する、っていう手もあります。でもこの不景気なご時世、なかなか人件費をかけて常に満足のいく人数を配備するのも難しいでしょうし、今の若い人は、うるさく接客についての教育でもしようものなら、すぐに辞めていってしまいそうで、オーナーとしても、そのあたりで苦しんでいるかもしれません。

なにか問題が起こったときに、がーっとあばれて発散させて(しかも周囲にわるーい空気をまき散らして)それで解決しようなんて、なんと愚かな事でしょう。

自分がもう少し成熟していたら、彼の肩をたたいて、「まあまあ・・・」なんてなだめることも出来たかもしれませんが、その直後に刺される覚悟がないとそんなことは出来ません。
殺伐とした世の中です。(S)

クリスマスも決まりました

12月の24日25日は、ファルファッレさんというイタリアンのお店で演奏する事が決まりました。
この間演奏したKOINさんと、今度演奏するWassy's Dining Soupleさんの丁度間くらいにあるお店です。
近場で攻めてます。

ファルファーレさんは美人姉妹のハープデュオです。二年ほどまえにご一緒させていただいた事があります。(S)

ワイン造りと音楽CD造り その3

赤ワインの場合、ブドウにしっかりと色とタンニンをつけるには、一定期間、ブドウの果皮や種、時には果梗をジュースにつけ込んでおく必要があります。この工程を「マセラシオン」といいます。音楽では、音のレベルが余り小さいと、しょぼく聞こえてしまうので、ある程度レベルを稼ぐために、コンプレッサーもしくはリミッターを使います。

全体のレベルを持ち上げつつ、大きすぎる部分は逆に叩くことで、全体の音圧を稼ぐ事ができます。ただし余りやりすぎると、ガチガチになってしまうのは、マセラシオンと同様です。


発酵が進むと、酵母の死骸やら何やらが塊になって液体の底に溜まってきます。これを「澱」といいます。タンクの底に溜まった澱を、その直ぐ上から液体を抜き取る事によって除去する「澱引き」という作業が必要になってきます。

今回は使っていませんが、一定以下のレベルの音をノイズと見なしてカットしてしまう機能です。ノイズがくぐることが出来ない門を作る、という意味合いで「Noise Gate」と言うeffectです。普段は「げえと」と呼びます。
ハープの様な減衰系の楽器や、満月倶楽部のような、繊細な音楽にはあまり向いていない機能です。


Parametric Equalizerを使って、気になる周波数をカットします。

文字通りのフィルターによる清澄濾過作業。ワイン造りの場合には、卵白などを清澄材として使うこともありますが、音楽の場合は、残念ながら卵白を使っても好ましい結果を得ることは出来ません。


適度な樽香は、ワインの風味を豊かにしてくれます。作りたての樽を使えば、木の香りがより多く付きますし、樽の内側に焦げ目を付けると、焦げた香りを付加する事もできます。一般にフレンチオーク樽が良いとされていますが、家ではヤマハ製ジャパニーズ電子樽(なんのこたあない、ただのリバーブです)を使います。

使いすぎると、本来の味がぼやけて、どんどん下品になっていく点は、いずれの樽も同じです。


そしてマスタリングの直前には、ミシェルローランが大好きな微酸素処理。

ちょっと違うか。
周波数帯域を三つにわけて、それぞれ独立したコンプレッサーをかけます。これにより、自然な感じで音圧が稼げますし、音全体を落ち着かせるような効果もあります。瓶詰め直前のプロセス、と考えれば、別の樽のワインをブレンドする事で、樽ごとの差を減らし、ワインを均一化させる工程と言えるかもしれません。


瓶詰め作業のことを、ティラージュと言います。



んで、ラベルを貼って、出来上がり。


お疲れ様でした。

クリスマスシーズンに向けて

今日はボネールさんです。
間にKOINさん3daysが入ったので、随分久しぶりの気がします。一昨日あたりの予報では今日は雨ということだったのですが、今夜も大丈夫のようです。
気を引き締めて、でもリラックスして演奏してきたいと思います。

さて。
まだ11月なのですが、そろそろクリスマスシーズンの到来です。
去年は三曲のクリスマスソングをレパートリーに加えました。今年も、いろいろとバタバタする中、一曲くらいは増やしたいと思いながら、ああでもないこうでもないとFinale(譜面製作ソフト)とにらめっこ。

随分とああだこうだ試行錯誤をしたのですが、凝り出すとキリがないし、今からやるのならば、簡単な譜面にしないと演奏はおぼつかないし、と割り切る事にしました。
で、30分ほどで、一応完成。曲の長さは一分余り。こういうのもアリでしょう。
「神の御子は今宵しも」
満月倶楽部No.39になります。(S)

ワイン造りと音楽CD造り その2

ブドウの収穫においては、一般的に、機械摘みよりも手摘みの方がよしとされます。ブドウの実を傷つける事も少なく、ちゃんと熟した実だけを確実に収穫することが出来るからです。ただし、人件費が高く付きます。ブドウの品種や、地方によっては、収穫日が一日違うだけで、ワインの出来が全然変わってくる、と言うこともおきます。ベストのタイミングで収穫しようと思うと、長い間、作業人を確保しておかなければならず、これまたコストのかかる事になってしまいます。

それでも、最近は、機械も大分進歩してきました。これら最新鋭の機器を使えば、比較的短時間のうちに、ブドウの実を傷つける事なく、葉っぱなどの混入も最低限におさえて、ブドウの房だけを収穫する事ができます。





収穫されたブドウは、こんなコンパクトな容器に入れられて、



ワイナリーに運ばれます。



ワイナリーではまず収穫したブドウを発酵タンク



に入れます。



それから「選果」です。



出来の良いブドウだけを綺麗にならべます。



このプロセスは実際のワイン造りとは逆になってしまいますが。

つづく。

ワイン造りと音楽CD造り その1

今回、デモCDを作るにあたり、音楽以外の事で悩んだ事の一つに、デモCDのタイトルをどうするか、という事があります。
タイトルといってもそんなに大層なものではなく、「2008神無月」にするのか、「2008霜月」にするのか、と言うことです。録音したのは神無月ですが、完成したのは霜月です。さあどうする?

雑誌などですと、前年の12月には新年号が出ます。12月中にお正月の特集を組まれたりするのも、子供の頃から気持ち悪かった記憶がありますが、これは多分、読み捨てられるメディアとして、少しでも鮮度を保ちたい、という発想なのでしょう。
一方ワインにおいては、収穫した年をラベルに表示します。収穫してから様々なプロセスを経るので、実際に出荷されるのは、普通早くて翌年なのですが、それでもラベルに表示されるのは、あくまでブドウが収穫された年です。
そんな事をつらつらと考えているうちに、ワイン造りと音楽CD造りを対比させてみよう、などと愚にも付かないことを思いつきました。


まず、曲を作ります。満月倶楽部の場合、とにかく僕が譜面を書くところがスタートです。



これはワイン造りで言えば、木を植える事に相当するでしょうか。植える畑は決まっています。ハープとアコーディオンという畑です。その畑に、どんな品種の、どのクローンの木をどれくらいの間隔で植えるのか。和風の曲か、スウィングした曲か、ボサノバ調か、ワルツか、キーは何にするか。イントロはどうするか、どう展開してどう終わらせるか。

さあ、譜面を書きました。各自練習してから合わせます。色々と問題が出てきます。
ブドウの木が育ってきますと枝は勝手にあっちゃこっちゃ行きます。



それを垣根仕立てにするのか、株仕立てにするのか、つまりは、しっとりと演奏するのか、奔放に演奏するのか。まあこれは畑に木を植えた時から決まっているわけですが、それに合わせて枝を剪定する必要があります。


そして、大切なブドウにしっかり日光が当たるように、邪魔な葉を切り取り、特定の房がしっかり熟すように、いらない房を切り取ります。これをグリーンハーヴェストと言います。
譜面を書いた段階で必要だと思っていた音が、実際鳴らしてみると、一番聞かせたい部分の邪魔をしていたりすることもあります。そういうときは思い切ってその部分を「グリーンハーヴェスト」する必要も出てきます。

肥料をやったり、時には灌漑も必要かもしれません。日々、ブドウの様子を見ながら、手入れを怠るわけにはいきません。
どの部分をどう聞かせるのか。どっからどう盛り上げるのか、ハープとアコーディオンのバランスはどうか。テンポはどのくらいが良いのか。リットの仕方はどの程度か。することは沢山ありますが、そんなことを繰り返しているうちに、ブドウは色づき始めます。



ヴェレゾン期を迎えると、収穫は間近です。収穫は、このようにして行われます。


つづく。

Wassy's Dining Souple

四天王寺の素敵なお店での演奏が決まりました。
ワイン会だ、ワイン試飲販売会だ、あるいはプライベートでもいろいろとお世話になっているお店です。

こんな風に載せていただいて、恐縮です。ワッシーズの名を汚さないように、しっかり演奏したいと思います。

変な時間に目が覚めました

ペットボトルのお茶を買いに外に出ると、まだ暗いというのに、ご近所の方が犬のお散歩から帰ってくるところでした。

今回KOINさんでやらせていただいて、思ったことなど。

今回は、あらかじめ演奏する曲目を全部決めておいて、それぞれの曲の解説をみなさんに配りました。

以前も何度か、こういうことをした方がオリジナル曲にも興味を持っていただけるのではないか、という話が出た事がありました。
その時に、何故やらなかったかというと、一言で言えば、自信がなかったからです。人前で、後戻りの出来ない場所で演奏する事は、家では出来ない良い練習になる、という思いから、ひたすら自分たちの為に演奏してきた様なところがあります。

8月にボタンアコーディオンに持ち替えて3ヶ月、ほんの少しですが、気持ちに余裕も出てきました。自分でも、なかなか良いのではないか、と思える曲もいくつか出来上がってきて、その曲たちを、まあまあのクオリティで演奏できるようにもなってきました。
恥ずかしながら、ここまできて、初めて、「自分たちの演奏を、自分の曲を、お客様に聴いていただこう」という気持ちになれたような気がするのです。

そんな自分の心境の変化に気づいたのは、つい数日前の事でした。今まででも、やればよかった「menu作戦」、なんで今までやらなかったのか、と考えたとき、原因はそこにあったと気づいたのです。

そんなわけで、満月倶楽部一歩前進です。よろこんでください。
もちろんまだまだまだまだですが、そーっと小さーい声で、
「僕たちの音楽を聴いてください」
って言えるようになりました。(S)

スクエア「誉め兄弟」


観てきました。

父の突然の死の報に、24年ぶりに再会した、異常に人の良い三人の異母兄弟とその幼なじみを中心に繰り広げられる、新機軸コメディです。
数日前の通し稽古では見えなかった色々なものが見えてきて、ラストも秀逸。スクエアも、この公演で、確実にその懐を拡げたと言えます。
舞台を見たあと、こんなに幸せな気持ちになったのは、もしかすると日本では初めてかもしれません。

笑いに笑って、最後には爽やかな風が吹き抜けるこの「誉め兄弟」、老若男女全ての人にぜひとも観てほしい舞台に仕上がっています。

大阪公演@HEP HALLは今日と明日の19時からを残すのみです。是非お見逃しのないよう。
東京では、来週14日からです。東京方面の方も、お見逃しなきよう。
詳しくは、スクエアホームページをどうぞ。

三日間の演奏が終わりました

お疲れさまでした。KOIN 3days終了です。
素敵な空間で、良質のお客様たちに囲まれて、楽しく演奏する事ができました。
課題は山積みですが、また少しだけステップアップした、そんな手応えを感じた三日間でもありました。

menu作戦もなかなか良かったようです。でも、少し字が小さすぎたようなので、昨日は見開き4ページのメニューに変更です。



三日前のものに比べると、だいぶ字が大きくなっているのがおわかりでしょうか。
今回のメニューは以下のとおりです。


1st stage

1. Kanon / J. Pachelbel

2. ちゃちゃちゃ / 佐藤心
劇団リリパットアーミーの2004年の同名のお芝居のタイトル曲を満月倶楽部ヴァージョンで。
スウィングするハープのソロもなかなか素敵です。

3. おばあさん猫の想い出 / 佐藤心
駅まで歩く途中の道端に、いつも物憂げに座っていた老猫が、ある時姿を消しました。今頃もどこかで、若くて元気いっぱいだった頃の想い出に浸っていることでしょう。

4. A Whole New World / A. Menken

5. さくら舟 / 佐藤心
桜が満開の頃、源八橋あたりから、天満橋の方へ舟で下ってみましょう。
両岸には桜が咲き乱れ、前方には大阪城の天守閣が見えます。
川が大きく西に向きを変えると、天満橋が見えてきます。
その先には日本の「サンルイ島」、中之島が見えます。大川は日本のセーヌ川です。

6. 寒づくり / 佐藤心
寒い冬の朝、お米を冷たい水につける事から、菊正宗の伝統的な酒造りがはじまります。
お米を蒸して、酵母を加えると、発酵を始め、次第に華やかな香りがあたりに広がります。
頃合いを見て圧搾、そして貯蔵の後、大きな桶の中で、静かに酒は育っていきます。

7. 飛行船 / 佐藤心
大きな飛行船に乗って、大空をゆっくりと旅しましょう。

8. 芸術の旅人 / 佐藤心
昔、昭和を代表する画家、堂本印象の番組の音楽を担当しました。
日本画から始まった彼のキャリアは、戦後ヨーロッパに行くことによって、大きな転換を迎えます。
洋画、そして最後には抽象画にまで至った彼の業績を、あえて一つの概念で表すならば、飽くなき創造へのエネルギーと言えます。

9. 主よ人の望みの喜びを / J. S. Bach


2nd stage

1. Someday My Prince Will Come / F. Churchill

2. 糺の森 / 佐藤心
京都の下鴨神社のあたりの森を糺の森といいます。
森で静かにたたずんだ時の、木漏れ日を感じて下さい。

3. 順風満帆 / 佐藤心
穏やかな海をのんびり航海しているイメージのボサノバ調の曲です。

4. 午前零時の港から / 佐藤心
午前零時にもなると、大分酔っぱらってきます。
家に帰る途中に港 (バーのことです) を見つけると、思わず停泊してしまいます。
そんな時、僕は大海原を行く一隻の舟です。そして、港を出る頃には千鳥足、でもいい気分。

5. La Paloma / S. Yradier

6. Heart Moon / 佐藤心
満月の夜、安物のデジカメで月を撮ってみたら、手ぶれのせいでハート型の月になっていました。
そんな少しチャーミングな夜に。

7. 時計塔のロンド / 佐藤心
Veneziaから船で数十分の所にあるTorcello島という島にある、1000年も前に建てられた時計塔に登りました。
四角い螺旋階段をぐるぐると果てしなく登っていると、まるで中世に迷い込んだような気になります。

8. Que Sera Sera / Livingston & Evans

9. 前略 野口へ / 佐藤心
10年ほど前、NHKのFMシアターの音楽を担当しました。
冒頭、主人公が野口という友人に宛てた手紙を読むシーンのバックに流れた曲です。
この曲は、自分で作ってる最中から、セリフと合わせて聞いては泣いてました。

紙一重の差

昨日がKOINさん二日目。
来て下さったお客様、ありがとうございました。

ミス、特にソロ部分でのミスが目立ちました。
気持ちにも少しだけ余裕が出てくると、
「次はどのボタンだっけ、早く準備しておかなきゃ。」
と追い立てられる様な気持ちからも解放され、
何か、リラックスして自然に指が動いてくれる事もあります。

けれども、そこには落とし穴があって、
ある瞬間に、すとーんとわからなくなると
「あれー、俺いま、どこ弾いてるんだっけ?」と、復活に時間がかかってしまうのです。
無心で演奏できる、というのはきっと目指すべき所なんでしょうけれど、
危険が一杯の場所と紙一重の差、というのが今の状態です。
まだまだ、しっかりと脳みそを使って演奏しなければ不安です。
一進一退が続きます。

今日がKOIN 3days最終日。
昨日も一昨日も大阪の雨はほんの少し。お店に入る時も、お店を出るときも、傘を必要とする程の雨にはなりませんでした。
どうやら今回も本格的な雨に会わずに済みそうです。満月倶楽部122日の演奏、全て、本格的な雨無しです。
「晴れ男」ならぬ、「晴れ倶楽部」です。

KOINさん初日終了

昨日は、知り合いが数人来て下さいました。
いつにも増して緊張します。ミスは無くなりませんが、誤魔化すことを少し覚えてきましたし、少しは演奏もマシになってきているかな、と思います。

昨日のブログに載せた「menu」作戦はかなり良かったようです。演奏のあと、「この曲がよかった」と言っていただく事は本当に励みになります。
これからも、時間の許す限り、こういう事は続けていこうと思います。ただ、字が少し小さくて読みづらかったようで、そのあたりのことは、直して行かなければいけません。

とにかく今日も明日もKOINさん。昨日よりも今日、今日よりも明日、少しずついい演奏が出来るように。ただただそれの繰り返しで、二年と一ヶ月が経ちました。これからも全く同じです。(S)

満月倶楽部 at Restaurant KOIN 霜月

今日から三日間、上本町七丁目のフレンチレストラン、KOINさんで演奏します。
普段は、レパートリーを全部練習していって、当日、お客様の様子などを見ながら演奏する曲目を決めているのですが、今回はちょっと違った試みをします。



こんなmenuをテーブルに置かせてもらおうと考えています。menuには演奏する曲目と、オリジナル曲の場合、曲の簡単な説明が書いてあります。これを見ていただいてオリジナル曲を聴いていただければ、曲に入り込み易くなるのではないか、という算段です。

そんなわけで、今回は三日とも同じメニューです。二日以上来る方は多分おられないと思いますので。1stステージ9曲、2ndステージ9曲、決められた曲だけを演奏します。
これで演奏のクオリティも上がると良いのですが。(S)

太平洋の向こうでは

様々な追い風を味方につけて、建国史上初めての黒人大統領が生まれることになりました。黒人といっても、だいぶ色薄いですが。僕より一つ年上ですが、史上五番目の若さだそうです。それだけでもすごい国です。
どう「change」していただけるのか、見守ることにしたいと思います。

そして太平洋のこちらでは、姪が手紙を書きました。



僕は、その颯爽とした、そして気品のある若々しさから、「おうじ」と呼ばれています。念のため。

10年の歳月

今年の12月でパスポートの有効期限が切れるので、更新に行ってきました。
10年で人はこう変わります。



デモCD、一応完成。いろいろと不満な部分は残りますが、そういうことも含めて現在の実力と考えるべきです。時間を見ては少しずつ録音し直して、差し替えていこうとは思っています。
(S)

ワインの訪問販売

先日、ドイツ系のワイン販売会社から電話がありました。なんでも、ネットのアンケートに答えた人に電話をかけているそうです。
あまり覚えていないのですが、8月くらいにネットのアンケートに答えたそうです、私。
多分、いや、間違いなく酔っていたんでしょうね。

とにかく、家に来て、ワインを色々試していただいて、気に入ったら買って欲しい、というのです。しかも、ソムリエナイフをくれるらしいのです。

実は僕はソムリエナイフというものを持っていません。あこがれを持ちつつ買わずに今日まで来てしまいました。
もちろん、こんな形で頂けるソムリエナイフですから、それほど良い物ではないんでしょうが、初心者としては、まず、頂いたソムリエナイフを使いながら、次に買うのはどんなんがいいか、というのを考える為には悪くないかな、と思ったようなわけです。
で、まあ簡単に言えば、ソムリエナイフに釣られて、販売員の来訪を許諾してしまいました。

絶対買わなければいけないというわけでもない、という言葉も頂いていたのですが、わざわざ来るのだから、一本ぐらいは買ってあげよう、というような気持ちで臨みます。
4本ほど試飲させていただいたのですが、どれも琴線には触れません。しかも、基本ケース売りらしいので、残念ながら見送らせていただきました。

驚いたのは、販売員の女の子です。
ワインの事知らなさすぎ。僕よりも知りません。ワインを売っていてそれはありえません。ワインに限らず、どんなフィールドでも、自分の扱う商品とその周辺の事を少しでも良く知っておくことは当たり前以前の事です。
まあ、政治とか国の運営とか、国際社会とか、これからの世界とか、そういう事なんもわからん連中が、この国を牛耳っているわけで、それに比べれば害は少ないのですが。
アカデミーデュヴァン紹介してあげればよかったと、心底後悔しましたよ。それくらいが、自分の出来る最大限の事だったでしょう。

それで、もらったのが、これ。



これって十徳ナイフじゃーん。

かくして自分はまだソムリエナイフというものを持っておりません。(S)

スクエア「誉め兄弟」

生モノです。
でも、まだ初日開けてません。初日は、11月7日。
今日は通し稽古見てきました。初日にはきっと面白くなっていることでしょう。
東京公演もあります。
東京は14日から。
詳しくは、スクエアホームページをどうぞ。

必見ですぞ。(S)

鶏の赤ワイン煮秋味


久々の満月お料理倶楽部のお時間です。
一昨日は、ワイン教室、カリフォルニアワインの試飲会、東京に単身赴任する友人の送別会、そしてその二次会、と飲み過ぎまして、昨日は一日痛い頭を抱えながら家で過ごしておりました。
頭が痛いことを除けば、久しぶりに平和な秋の一日だったので、ちょっと料理でもしようか、と思い立って作ったのがこれでございます。

「鶏の赤ワイン煮秋味」
鶏肉、ベーコン、マッシュルームなどに挟まれて燦然と黄色く輝くのは、秋の味覚、「クリ」です。使ったワインは、「Yellow Tail Cabernet Sauvignon」。コーヒーゼリーの香りのする、フルーティな安いオーストラリアワインです。

半分食べて、半分は今日のブランチで頂く予定です。きっと、今日の方が味がなじんでおいしくなってくる筈です。(S)
買ってね
2012までのストレッチマン音楽集です。未発表曲もあるでよ。
The Backstreet Shinings
スクエアの劇団内バンド「ザ・バックストリートシャイニングス」のデビューCDです。

満月倶楽部
ハープとアコーディオンのデュオ、「満月倶楽部」もよろしく。レパートリーは60曲に達しました。
満月120
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