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M14「雨にも負けず」完成だー!

6分の大曲です。
M03,M04,M05,M06,M07の五曲が色々な形で出てきます。

まずは、ミストの魔法で小さくされてしまった人間達の頭上に雨が降ってきます。そこで音楽イン。
生ギターの優しいストロークで幕を開けます。高音ハープのアルペジオで、雨音を表現。
かぐや姫やひいばあちゃんが
「優しい雨でありますように、雨がやんで日の光がみんなを包みますように」
と歌います。ここは、M03のAメロをちょっと違う解釈で、Bメロは別物です。
そのまま粘菌達の歌うM07ミストの誕生の序盤の綺麗なメロディ(自分で言うのもあれやけど、ホンマとっても上品で綺麗でシンプルなメロディだす)のところへつながり、そしてちょこっと転調しつつ、前向きな歌を歌います。
M03は比較的隙間の多い曲なので、前向きのふた組を掛け合いみたいにしていっぺんに歌わせます。こういうのは結構グッと来るのではないか。

そして、筍はもう無いけれど、代わりに衣笠茸という高価なキノコの存在を知った泥棒一家、元の世界に帰りたい人達、ちょっとこの世界が面白そうと思っている人達、更に不動産屋達(もちろん彼らは帰りたい)が、M04.M05.M06のメロディを借りて歌います。徐々に重なっていって、最後は4グループが同時に歌います。
こういうのもミュージカルの醍醐味です。
デモでは一人で全部歌っているので結構ごちゃっとわかりにくいのですが、舞台上ではそれぞれがそれぞれの役を演じながら歌うので、わかりにくくはならずに、ダイナミックに盛り上がるのではないかと期待してます。

そして、粘菌学者とミストが、M03を同時に別々の歌詞で歌って締めくくります。最後はこれでもか、というくらいに歌いあげてもらいます。バックも盛り上げます。
生ギター掻き鳴らしてます。
緊張感のある和音で一気に終わります。

ううむ。これ結構良いのではないだろうか。
かなり良い出来ではないだろうか。

今回、まじ良いんではないだろうか、という気がしてきました。
小さい生き物たちの世界の曲をケルティックにしたのも正解。独特の統一した世界観が表現出来ていると思う。M15「どこまでも行こう」がベストやけど、M03「あなたの中の私」、M07「ミスト誕生」、M08「ようこそミスト」、M12「小さな宇宙で」なども、ほどよくケルティックで良い。
珍しく自画自賛です。

みんな見にきてね。3月の14日と15日吹田のメイシアター中ホールです。ギリギリになると、チケット取れなかったりしますので、早めにゲットしてください。

といっても、後半の曲がまだほとんど出来てないんだけどね。


ほやけど、ここ二週間ほど頑張ったので、今夜は自分にご褒美。

牡蛎とか

牡蛎食ってきました。

また二曲でけた

一つは、M04「たけのこを探せ」。筍泥棒一家の歌です。
こちらは既にアップ済み。
もう一つは、M14「雨にも負けず」。一幕のラストを飾る、6分にもわたる大曲です。こっちはあと2日くらい寝かせます。

次はM06「ソウルメーキング」。
この曲も、既に一部がM14で使われているので、そのモチーフを使う、という事だけは決まっております。
てわけで、再び歌詞とにらめっこの時間がやって参りました。珈琲でも淹れよっと。


ああ、今日も1日家から一歩も出なかった。

ソフトウェア音源第二弾

前回紹介したのはダウンロード版でしたが、今回のはパッケージ版です。




こちらは、楽器数は少ないですが、一つの楽器に色んなヴァリエーションがあります。超低音の音域外のキーを押す事により、音の立ち上がりのニュアンスを変えたりする事ができます。

色々試したけど、さほど使えるものでもなさそうです。


楽音以外の、弦をはじいたあとに止めたときの音とか、フレットを指が擦るおととか、色々データ量豊富ですが、ややtoo muchな感じはします。音色にしても極めて高周波まで綺麗に拾っているのみならず、細かいニュアンスや楽音ではないノイズまで拾っているのはいいのですが、音色によっては、どんなに弱く鍵盤を押さえても、常にフォルティシモでガンガン楽器を殴っているような演奏になりやすい感じがします。

全体にガチガチの音で、主張が強すぎて使いにくいイメージです。
ある程度情報量を間引くという事は大切な事なのかもしれません。


インターフェイスはなんだかRPGのコンフィギュレーション画面みたいです。

EraMedievalLegends.png


前回のダウンロード音源とあわせて50000円近く使ってしまいました。なんとか今回のミュージカルに生かして行きたいものです。


しかし、これ使って、前回のやつ使って、今まで使っていたMachFive2とかも立ち上げると、さすがにパワー必要としますね。
数年前のマックではちょいと厳しい感じです。

かといって買い換える金なんてないし。だましだまし使って行くしかないですね。

今年のミュージカル楽曲制作進捗状況その1

早くも本番まで69日となってしまいました。

2015制作表jan

七曲出来てます。去年の1月2日は6曲だったようなので、まあ同じくらいの進み具合でしょうか。

ただ、今年は、M08「ようこそミスト」とM12「小さな宇宙で」の二曲は、次に続くダンスナンバーと合体させてしまったので、実質プラス2曲と言えるかもしれません。


まだ半分にも達していませんが、思ったより順調です。
今日も頑張るぞ。

M05「ウハウハ」

一昨日と昨日の二日かけて、ほぼ出来ました。初めての人間達の曲です。

ひいおばあちゃんから相続した荒れた竹藪に訪れた家族と不動産屋たちの歌です。

序盤ルバート部分はお花畑の広がるイメージ。フレンチホルンにフルートにグランドハープと、ケルトとは無関係の、従来のお作法です。
不動産屋が甘いバックに乗せて「マンション建てましょうよ」などと甘い言葉をささやきます。

一転アップテンポのマイナーで、家族の不安などを歌いつつ、サビはルバートと同じ明るいメロディで「ご安心下さい・・・」と不動産屋がたたみかけるという構成です。
不動産屋の歌の部分で、リットしてファルセットで伸ばす所とか、うまくコミカルにはまると面白いんだけど、これは実際に歌ってもらわないと何とも言えません。

で、最後は家族も一緒になって更にテンポアップしたサビを歌いまくって「ウハハハハ!」とフィニッシュ。

初め歌詞を見た時は、こんなんどうやってメロディに乗っけるねん、って思ったけれど、何とかなるもんです。
というか、今回は何とかなりました。

悪くないとは思うんだけど、一晩だけ寝かそう。
で、次の曲に取りかかります。


作れども作れども、ですが、最後やし、なるべく後悔のないように。

M15どこまでも行こう

M12「小さな宇宙で」に続き、M15「どこまでも行こう」も出来ました。

M12は前半はしっとりと歌い、後半はテンポアップしてダンスで盛り上げるという構成です。
後半苦労しましたね。ああでもないこうでもないと、リズムから何からああだこうだやり直して、結局、9/8拍子に落ち着きました。ま一種の三拍子ですけど。
で、ケルトの原点に立ち返り、AABBAAで「どん!」となんの工夫も無く、いや、小細工もなくまっすぐに終わります。
普段とは真逆の曲作りですが、これが案外爽快ですね。



そして、M15「どこまでも行こう」

きましたー。

今回六曲目ですが、今のところベストチューンです。
楽しくかわいい曲なんですが、作りながら、サビに入るところでいつも泣いてしまいます。
こちらもあまり小細工をせずに、

すっきりとシンプルな前奏
A
シンプルなパーカッションだけの中トロ
B
A'
(サビです)
もいっちょおんなじ中トロ
A
B
A'
A'

シンプルな後奏、

というとってもすっきりした構成です。しかも歌部分は全部8小節、中トロは4小節とむっちゃ区切り良し。
サビ繰り返すところで転調くらいはしても良いのかも知れません。稽古見ながら決めよっと。

これで、粘菌キノコ蛍たちの曲が6曲出来た事になります。
ケルト風なアプローチをすると決めたので、過去三年に作った曲に似てくる事もあまりなく、比較的新しい世界を作り出す事にはこれまでの所成功しているのですが・・・・

この物語には人間達も登場します。
土地の持ち主のアホ高校生とそいつをそそのかしてマンションを建てさせようとする不動産屋とか、貧乏な筍泥棒一家とか、小学校の演劇部と先生とOBとか、いろいろです。
まずはお芝居全体の世界観をつくらなければと思い、人間達の曲を後回しにしてきたのですが、その辺はなんとかメドついたし、人間達も練習が必要ですので、次は人間達の曲を作る事にしました。

すると、なんか似てるんですなあ、過去三年のどれかの曲に。つまりは今までの自分の曲作りに戻ってしまったという事です。
いきなり壁にぶちあたった感じですが、なんとか乗り越えて行きましょう。

大晦日?なにそれ?
正月?うん。昨日スーパーでイクラ買ったし。それでお正月って事で。清見原神社も行くで多分。

5曲目

M12「小さな宇宙で」がほぼ形になってまいりました。
後半のダンスシーンは、色々試行錯誤の結果、変に色気を出さない方が良い、という結論。

多分これが正解だと思うんだけど、まあ明日アルコールのない状態で聞いて判断します、って今日も飲んだんかいー。はい。
今日も家飲みでした。雨降ってたし。

次はM15「どこまでも行こう」。
基本ラインは多分これで行ける、ってとこにはきてます。

でも、これから迷走するかもしれんし、今年中にM12出来たらまあそれでいいか。

ケルトの作法

付け焼き刃ですが、どうすればケルトっぽくなるのか音色以外の要素色々。

★繰り返す。ひたすら同じパターンを繰り返す。
★思い切って低い音を抜く。トーナリティ多少曖昧の方が良し。
★コード多少動いても、低音ずーっと同じでよし。
★つーかそもそもあんまりコードを転がさない。まあこれは一つ目に通じる事やけど。
★同様に、特に撥弦系の楽器のバッキングの場合、3度を抜いて浮遊感を出す。
★早いパッセージを複数の楽器でユニゾン。
★その際のスケールはメジャーの場合ミクソリディアン、マイナーの場合ドリアンが基本。つまり7度は短で。

ほかなんかあるかな?

そんなこんなでようやくもう一曲出来そうな時に、怪獣来襲。

ぷくドラマー

M07ミスト誕生出来ました

一昨日は冬至で新月、昨日は天皇誕生日、そして今日はクリスマスイブと各種イベント目白押しの年の瀬ですが、そんな事とは関係無く曲作りです。

M07「ミストの誕生」
竹藪を傍若無人に踏み荒らす人間達に業を煮やした小さな生き物たちが、人間達への使いとして、「ミスト」を召還(?)します。
はじめ優しく入って、途中で聖なる雰囲気を漂わせつつ、最後は恐るべき大地のパワーをバグパイプと女声コーラスで醸し出してみました。

と、そこでスランプに突入です。
M12「小さな宇宙で」とM16「どこまでも行こう」を並行して作っているのですが、作っては捨て、作っては捨てでなかなか前に進みません。


ああ、そういえば今日はクリスマスイブだよなあ。


うーむ。
天使と悪魔の登場です。

気分転換も必要だしなあ。

そして又ネタがないので

先月のミュージカルの曲ね。

M18「抱きしめて」

どの曲が良かったかアンケートで4位になった曲です。

人形墓場に捨てられた動かなくなった人形達。「かわいそうに」と抱きしめると、人形が動き始めます。

結構最後の方まで苦労した曲でした。前半は稽古場でピアノいじってる時に出来たと記憶しております。
後半は、三つくらい作って一番マシなのを。
買ってね
2012までのストレッチマン音楽集です。未発表曲もあるでよ。
The Backstreet Shinings
スクエアの劇団内バンド「ザ・バックストリートシャイニングス」のデビューCDです。

満月倶楽部
ハープとアコーディオンのデュオ、「満月倶楽部」もよろしく。レパートリーは60曲に達しました。
満月120
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Author:佐藤心
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